みんな元気かぃ? 俺の名前はドラモン!
今日は、デザイナーのDAIがシャイでブログなんて書けないよ!って嘆くから、特別にボクが書いてるってわけさ。
ということで今回は特別回!
題して『めざせ公認キャラクター!? 「ドラモン」の描き方、伝授だぜ!』をお送りします。
まずは情報を整理して、コンセプトを作る。
どんなものづくりにおいてもここが1番大事ってDAIも言ってたよ。
ということで、今回意識したポイントをざっくりまとめると、、、
表向きに「株式会社MONSTER DIVE」を表現する自社ロゴは、使用頻度も高いので、今回作るキャラは社内イベントや、付き合いが長いクライアントに向けたレターなど、フランクな場面で使ってもらえるようにする。
変わった経歴のメンバーが集まっていたり、こだわりが強い社員が多い。また、集中して仕事する時と楽しく騒ぐ時のメリハリもあることから、オタク感やにぎやかさを表現する。
ソフトで柔らかい表現よりも劇画タッチが得意なので、強みとして生かす。
これらの情報をコンセプトとして一言でまとめると、、、
「気軽に使えて、ちょっとニッチな表現で、にぎやかなモンスター」にする。
その結果がこちら!
それでは実際に制作工程をお見せするぜぃ!
みなさんご存じのPinterestを使って、参考となるキャラデザインを探すぜぃ。
こういうのは、自分の頭の中だけで考えても腹が減るだけでグーの音しか出ないぞ!
英語で調べた方がリソースが豊富なので、「cute, monster, design」とか打ってみる。
下のデザインのように目立たせたいボディパーツは大きく、そうでないパーツは限りなく小さくすると、シンプルかつコンパクトで使いやすそう。
キャラのフォルムは、会社ロゴにも使われている六角形を採用。
そして社名から由来して、モチーフはなんらかのモンスターにしたい。となるとドラゴン!
社内に実在する一番大きい会議室名はドラゴンで、民間企業のマスコットキャラとしては、ちょっとニッチなのでは。
キーカラーはMDのブランドカラーである赤を使う!
まずは手書きでもなんでもいいので、とりあえずコンセプトに合ったデザインを描いてみるぜぃ。
こ、これはひどぃ、、、
ブサイクだけどこのまま進めていく、、、
Illustratorを起動してブラッシュアップしていく。
ちなみに後でPhotoshopも使うので、この時点でPhotoshopを使ってもOK。
ラフ画 aka 落書きをアートボードに貼り付けて、アレンジを加えながら、"ちゃんとした"ラフ画を作っていく。
1回目より数倍マシだが、顔と胴体の比率がまだ中途半端、、、というかボクなんか太ってない?
合計で4回ほど下書きした結果がこちら! これでアウトライン画の完成だぜぃ。
ロゴにちなんで牙を6本用意。顔と目を六角形にして、印象的に。
下書きはかなり重要なので、納得いくまで描いてOK!
だが毎回丁寧に書くことを意識する。
次は、イラレで作ったアウトライン画に色を付けていく!
ここまで来ればもう楽しい!(1回目の下書きの時とは違って、、、)
Photoshopを起動して、描いたアウトライン画をイラレからスマートオブジェクトとしてコピペする。
そしてキーカラーとなる赤をベースに敷く。
ちなみに、万が一何かの資料内で、ブランドカラーの上にボクが載っても存在感を保つために彩度を少し上げて微調整してるんだぜぃ。
そして各パーツを色づけていく。
これで完成、、、ではない!
現時点ではまだ色を単純に塗っただけなので、のっぺりしてる。
なんと言ってもボクが生きてる感じがしない、、、
ということで、ここからが一番大事。存在感を出していく!
最後にシャドウ、瞳、ハイライト、質感を追加していく。
これで完成!
ただの塗り絵イラストから、マスコットキャラになったぜぃ。
ちなみに他バージョンもあるぜぃ。
通常バージョンとのリアクションの差を激しくすることで、MDの賑やかさ、メリハリある働き方を密かに表現してみる。
オレを生み出したDAIは、ただ絵を描くのが好きなだけ。
美大に行ってた訳でもなく、イラスト制作に関しては完全に独学だ。
大事なのは、「下手でもアウトプットし続けること」と、「不器用でも最初にコンセプトをしっかり練ること」みたいなことをDAIが言ってたかな、、、
ということで、何事にもチャレンジ! みんなも描いてみてね。