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社員旅行の計画は「コンセプト」と「事前準備」が重要!
幹事さん必見! MONSTER DIVEの社内イベント事例

Posted by Takanori Shimizu

どうも、tknrです。
2024年もたくさんの経験をさせていただきました! モンスターたち今年はどんなシゴトをしてきたの?というのは、近日公開、年末恒例のRKYさんのブログにトピックを譲るとして(きっと今年も書いてくれるでしょう。とパスしてみる。)、今回のエントリでは、先日開催された社員旅行プロジェクトの前日談をご紹介します。

どんな社員旅行だったのか!? その全貌はこちら、実行委員によるとっても詳細なレポート記事をぜひご覧ください。僕のほうからは実行委員・幹事側の目線でこのプロジェクトを振り返ります。社員旅行・社内イベントの企画でお悩みの幹事さんたちに、何かの気付きになれば!

社員旅行が企画されるまで

社内イベントだからこそ「コンセプト」「タグライン」から描く!

準備期間等の制約もあるなかで、わざわざメンバーたちのカレンダーを押さえて、コストや人的リソースをかける以上、「最もおもしろい取り組み」になるのはどのようなアプローチか。その方向性を定めることから、社員旅行の企画が始まります。

まずはじめにコンセプトの定義です。

何のための社内イベントなのか決める

ひとくちに社員旅行といっても形態は様々です。

  • 企業の規模やフェーズによっては「たのしい」に振り切った慰安旅行が重要かもしれません。
  • または実務的な研修に時間を充てるべき場合もあるかもしれません。

限られた旅程のなかで、あれも・これもと詰め込んでしまうと、何のために時間と予算を使うんだっけ?と目的が不明瞭になりがちです。そこで今回の私たちの社員旅行では「チームビルディング」にフォーカスしました。

そして、ご覧いただいたとおり、あれも・これもと詰め込んでしまいました。いえ、詰め込みすぎたかもしれません! すべては「チームビルディング」を意図して企画されています。

Web制作も映像制作・ライブ配信も、よりよいモノづくりにはチームプレーが不可欠!というのが普段の社風カルチャーとしてあります。これまでもMONSTER DIVEでは様々な社内コミュニケーションの施策を通じてメンバー同士で「体験」を共有する機会をつくってきましたが、今回の旅行では、社歴や事業部を超えてお互いに「どんなヒトとシゴトをしているのか」と相互理解を深める機会にしたい!と意図しました。(将来はまた海外バケーションな社員旅行も企画したいね!)

このようにコンセプトを決めることで、旅程立案の軸が決まります。

以降、幹事・実行委員の中では常に「コンセプトに沿った立案になっているか」を意識して計画の推進に努めました。

個人的な「楽しい」に流されないために

さあ、チームビルディングをしよう、といっても様々な解釈が生まれます。
単純に会話の量が増えればいいのか? でもそれって面白いのか?

そこで重要になるのは「タグライン」です。
今回のコンセプトである「チームビルディング」とはなんぞや、と、具体化したヒトコト。

議論のうえで煮詰まって生まれたのは「仲間を知る」というスローガンでした。

この言葉が固まったことで、1泊2日の間で参加者同士が「お互いを知る機会をつくること」こそが、実行委員たちのミッションである!と明確になりました。

企画会議の場で

  • 「あの絶景グルメに行きたいね!」
  • 「この名所を散策したら楽しいかも!」

といった楽しそうな旅程が発案されても、それが本当に「仲間を知る」ことに繋がるのかと、ファシリテーションを意識しました。

キャリアも趣味も違うメンバーたちが声を揃えて「面白い!」と言ってくれる企画は、そうそうありません。社員旅行に限らず社内イベントの難しいところ。ましてや個人旅行ではなく団体旅行。企画者が「個人的に楽しいと感じること」に方向性が流されないように、とはいえ、ただの団体旅行ではつまらないので、MONSTER DIVEっぽさのある旅程になるよう、このようなスローガンを掲げるわけです。

旅行計画の進め方

企画と予算のコントロール

そのような指針のもと、1泊2日、仲間を知るために様々なアクティビティが企画されました。
分厚すぎる詳細はレポートブログに掲載のとおりです。

実行委員会ではパートごとに担当者を割り振って予約手配や事前準備に勤しんだわけですが、普段の通常業務を行いながらの活動になるため、かけられる時間や労力には限りがありました。そこでタスクフォースでは以下のようにツールを駆使して効率化を心がけました。

進捗管理は「Backlog」で課題化

企画会議しよう!とカレンダーを合わせて会議室に集合するのもひと苦労です。
なによりも、何人も会議室に集まっているという時間的コストが非効率です。

MONSTER DIVEでは案件管理からバックオフィス業務まで、社内のタスクを徹底的に「Backlog」で課題化して管理していますので、今回の社員旅行も「プロジェクト化」して、期限・担当者を明確にしつつ、やりとりをすべてログとして残しました。会議室に集まらなくても各自の都合で手が空いたときに進捗把握したり、意見交換したり、捗った!

「Slack」の専用チャンネルでメンションも

今回、参加者たちには社員旅行の詳細は当日まで明かさず、ひそひそと実行委員内部で準備を進めました。「Slack」にも専用チャンネルを用意して、オフィス内であけっぴろげには会話できない情報交換に役立ちました。旅行中も実行委員内での連絡網として大活躍!

予算管理には「Googleスプレッドシート」

幹事としては予算のコントロールも重要な役割。誰が担当しているどのパートで、どのような経費を予定しているか、予約手配の状況は今どうなっているか、見積金額から最終金額までどう変化しているか、すべてGoogleスプシで共有して見える化しました。

なお、会議の議事録ももちろんGoogleドキュメントでリアルタイム共有。決定事項やToDoを全員で書き込んで、会議に参加できなかったメンバーにもスマートに共有できます。便利!


内容はお見せできませんが、このように様々なツールを活用して準備を進めました。
ちらっと雰囲気だけ、ご紹介します!(社外秘のため画像はあえて低解像度にしています)

予算管理とコンセプトシート

コンセプトシートと予算管理の実例。

社員旅行の台本

当日は実行委員が作成してくれた台本に沿ってMCが進行。

効率的な情報管理

旅行っていうレベルじゃない準備力。

旅程の「QC」(クオリティチェック)

このように様々なツールで情報を共有していても、それでも、なんどか、都度、ツアー全体として「どうあるべきか」に立ち止まって調整・軌道修正する場面がありました。

例えば、普段、僕らは食事の席次など全く気にしないタイプの社風ですが、今回は「仲間を知る」と目的と掲げている以上、意図的に配置をシャッフルして交流の機会をつくることがむしろ重要ではないかと計画したり、「宝探し」のアクティビティにおいては、

  • 優勝者景品が「米」なのは何故なのか?
  • 「米」である必要性はどこにあるのか??
  • その「米」のバックグラウンドストーリーは???
  • そもそも米俵をどう分配するのか????

などと、そんなところまで徹底的に議論したり(ちなみに結局「米」になりました。宝=黄金=稲穂という連想は実行委員MATさんのストーリー)。

このように旅程の細部までしっかり見て、ツアーとしてクオリティが保たれているか、お互いにチェックして、意見して、納得する企画を準備しました。

社内イベントでそこまでやるの!?という声が聞こえそうですが、これも、普段の社風カルチャーの延長です。普段のシゴトではオリジナリティにこだわっているのに、社内イベントだからとなあなあになってしまっては、がっかりですよね。社員旅行だからこそ全力で社風を体現する、そんな「文化祭準備」のようなことを毎回やっています。

そしてバスは発車した!

1ヶ月程度の準備期間を経て、迎えた当日、モンスターたちを乗せたバスは出発したわけです。1日目を終えてホッと一息、修善寺の温泉は身体の芯まで癒えましたね...。今回の社員旅行も大成功!と胸を張れるか? 実行委員たちの細部のこだわりまで参加者たちに伝わったか? 不安ではありましたが、社内からは好評の声、社外からは羨望の声を多くいただいているようで、何よりです!!

改めまして、実行委員メンバー皆様、本当にお疲れ様でした。

社員旅行の様子

社内イベントの経験を普段のシゴトに活かしていく!

MONSTER DIVEでは、これまでにも多様な社内イベント・社内コミュニケーション施策を実施してきました。いずれも今回ご紹介したように、まるでこれから旅行企画業を始めるのかしらという謎の強烈なモチベーションをもとにアイデアとクオリティにこだわる自社プロデュースを行っています。

それもこれも、日々、クライアント皆様のお仕事を通じて、企画、技術、現場スキルを磨かせていただいているおかげです! すべてのシゴトが社内イベントに活かされています!! ありがとうございます!!! いえ、ふつうは逆ですね(笑)。もちろんこれらの経験をお仕事にフィードバックしていきます。改めて関係各位に感謝感謝でございます。

Go For 2025! Let's Get On the Bus!!

創業15周年YEARを駆け抜けてきた2024年のMONSTER DIVE。
今年も残りわずかとなりましたが引き続き気を引き締めて、来期はさらに次のLEVELへ! スタンバイしてまいります。

そして、引き続き素晴らしいご縁を求めて積極採用実施中です。詳しくはこちらから
次にこのバスに乗るのはあなたかもしれません、レッツ・ゲット・オン・ザ・バス!(次の社員旅行はバスでなく飛行機かもしれませんが!)

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