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AI普及後に生き残る会社になる!

Posted by Masato Okajima

モンスターダイブ、17年目の挑戦:未来を見据えた進化

2009年4月に創業したモンスターダイブは、2025年4月で17年目を迎えます。
この間、私たちは数多くの挑戦と変革を経て成長を続けてきました。
2023年の15周年を節目に、16年目も残りわずか。いよいよ、わくわくする2025年が幕を開けました。

変化を恐れてはいけない企業文化:私たちのDNA

創業時の事業内容からは想像もつかないほどの進化を遂げてきた私たち。
事業部の増加、新たなプロジェクトの開始、既存事業の拡大と変革。
そのすべては、社会や環境の変化に対応し、さらなる成長を目指す不断の努力の結果です。
私たちの理念を象徴する言葉に、

維持を目指せば衰退。成長を目指して維持。実行して成長。

というものがあります。
この言葉通り、私たちはただ現状を守るのではなく、変化を受け入れ、新たな価値を生み出すことに注力してきました。

インターネットからAIへ:次の産業革命の波

モンスターダイブは、インターネット(制作・開発)と映像(配信・イベント)を基盤に成長してきた企業です。
これまで「インターネット」という産業革命を目の当たりにし、その進化に敏感に対応してきました。
そして今、私たちは新たな革命「AI産業」の幕開けを実感しています。

インターネットが1995年から2005年の普及期を経て巨大産業へと成長したように、AIもまた2023年~2024年を「AI元年」とし、2025年~2030年は「AI普及期」として語られるでしょう。そして2030年以降、AIはインターネット産業を超える規模へと進化する未来が見えています。

この変遷を考えると、AIの進化はインターネットの進化とよく似ていますが、大きく異なるのはそのスピード感です。
インターネットが現在の規模になるまで約30年を要した一方で、AI産業はインターネットという既存インフラを活用し、倍近い速度で進化すると予測されます。

普及期は約5年、成熟期は約10年。その間に驚くべき変革が起こることでしょう。

現時点でAIの主な役割はコストダウンツールとしての利用に留まっています。
しかし、今後はAI自体が新たな価値を生むフェーズに突入し、想像を超えるサービスや事業が生まれるはずです。
この変化の波に乗ることが、企業の存続と成長を左右すると言っても過言ではありません。

なぜAIにこだわるのか?

そもそも、なぜAIを導入したいのか?
単に流行り物だから、というわけではありません。
AIの普及がこれほど注目されるのは、単なるトレンドではなく、テクノロジーの自然な進化だからです。
私たちは、AIが人間の欲求、そして真理に基づく必然的な進化だと捉えています。

心理学者マズローの「欲求5段階説」は、次のように分類できます。

  1. 生理的欲求:食事や睡眠など
  2. 安全の欲求:身の安全、経済的安心など
  3. 社会的欲求:友達が欲しい、チームに属したいなど
  4. 承認欲求:地位、名声、利権など
  5. 自己実現の欲求:自分の持つ能力を最大限活かしたい
  6. 自己超越の欲求:(※上記5段階を提唱後に追加されたとされる)

これをインターネットの進化に置き換えると、次のように分類できます。 (多少の偏見も含め、大雑把になりますが)

「生理的欲求」 「安全の欲求」はECサイトやアダルトサイトなどインターネット黎明期に生まれたサイトやサービスが当てはまります(Web1.0時代)

「社会的欲求」はBlogやmixiコミュニティなど、Web2.0の世界。

その「社会的欲求」「承認欲求」も兼ね備えたのが、FacebookやTwitterなどに代表されるSNSの『いいね!』が欲しい世界。

「自己実現の欲求」は加工アプリや編集ソフトによるInstagramやTiktokの世界。

ここまでが今までの世界。AI普及後の世界は、
「自己実現の欲求」は、AIがヒトをサポートしてくれ、実現されます。
さらにその先には「自己超越の欲求」も含め、AIは人間がこれまで不可能だと考えていた領域をサポートし、一緒に新しい未来を創造する存在となるでしょう。

このように、AIの普及は、ヒトの欲求、真理に基づいているので、必然だと考えられます。
だからこそ、この流れは止めることはできず、確実に普及します。

未来を掴むために:勝負の2-3年

2025年からの2~3年間は、モンスターダイブにとって極めて重要な時期です。
この期間に、私たちが「既存産業」に留まるか、「AI企業」として飛躍するかが決まります。
そのためには、現状に満足せず、常に挑戦し続ける姿勢が不可欠です。

私は、変化をただ傍観するのではなく、その波の当事者であることを選びたい。
人生は傍観者でいるよりも、当事者でいる方がはるかに楽しいものです。
そのためには、現状に満足することなく挑戦し続ける必要があります。

振り返ってみると、インターネット黎明期の私は、そこまで深く考えずにインターネットに触れていました。ただただ、新しいテクノロジーやサービスが生まれる日々が楽しく、学業も疎かにして、インターネットに没頭していた記憶があります。

しかし今は、リーダーとして、そして年齢的にも遊び心だけでAIに向き合うわけにはいきません。
そこで2025年は、まずメンバー全員がAIにどっぷり触れ、その面白さや可能性を肌で感じるところから始めようと思います。
その上で、既存事業にどうAIを活用できるかを探り、知ることが重要です。触れているからこそ見える景色があるはずです。

当社の主力事業である

の2つの柱において、積極的にAIを導入します。2025年はそのための投資を惜しみません。

AI時代の本格的な幕開けとともに、モンスターダイブは次のステージへ進みます。
その道のりは決して平坦ではありませんが、新たな価値を生み出し、持続的に成長する企業であり続けるために、全力で未来を切り開いていきます。

これからのモンスターダイブの挑戦に、ぜひご期待ください!

CES 2025 Honda Press Conference

Photo at CES 2025

MONSTER DIVE CREW at CES 2025

PS. 2025年の仕事始めも3年連続でアメリカ・ラスベガスより。今年もたくさんの刺激を受けてキックオフします!

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