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アルムナイ採用された側は、戻ってきた会社に何を感じたか

Posted by RYT

こんにちは。LIVEプロダクション事業部エンジニアのRYTです。
MD-Blogの筆を執るのは何年ぶりでしょうか。

2020年に一度MONSTER DIVEを退職し、他の映像技術会社やフリーランスのオペレーターの期間を経て、2024年にアルムナイ採用をされ、この度カムバックしてまいりました。
なぜ戻ってきたのか、という理由についてはMINさんのエントリーInstagramにも掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

再入社して10ヶ月ほど経ちましたので、 今回の記事では、戻ってきて改めて感じたMDのよさについて書いていきます。

MONSTER DIVEを退職して感じた現場での違い

MDを退職してからは、先述したように他会社やフリーとして映像・配信の現場に技術オペレーターとして入っていましたが、だいたいの現場で「なんか雑だなあ」と思ってしまうことがしばしばありました。

機材ひとつについても、そんな乱暴に扱っていいのか、それは恒常的にメンテされているのか? その機材構成で冗長化は図れているのか? 破綻していないか? というかそもそも構成図が見づらすぎるぜ...etc
といったところを現場単位で細かく指摘していたらやっかまれながらもTDとして重宝してもらえるようにはなりましたが......。

MDのメンバーは、ケーブル1本引き回すのにも丁寧に行いますし、構成図も誰が見ても把握できるように設計・作成しますので、全然そのようなストレスを感じません。
当然のことかと思うかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にできる、それからいちいち言われなくてもチームの全員ができる、というのはとても稀有なことだと思います。

MONSTER DIVEにおけるプロジェクトへの取り組み方

また、弊社のLIVEチームは技術・制作の両方を行っております。
自分自身はエンジニアとしての業務が多いのでフロントに立って進行を仕切ったりお客様対応をする場面は多くないですが、ディレクター陣がバチっと仕様を固めてきてくれるおかげで現場に入った際にスムーズにオペレーションができています。

かといって技術陣はというともちろん何もしていないわけではなく、見積作成時の機材選定を一緒に行ったり、台本作成の際はこのシーンならこういう演出ができるよね、といった会話をしたり技術・制作分け隔てなく業務にあたっています。

これは向こうにまかせればいいや、ではなく、よりよいものをみんなで作りたい、という意思が全メンバーに浸透しているのだと思います。
それぞれ得意としている範囲や分野は違いますし、自分にできないことができるというだけで他のメンバーを本当に尊敬しているのですが、その上でさらにベースとしてMDのVALUESを忘れることなく行動できていて、すごいと感じます。 blog_250221_001.jpg 写真はXの@MONSTER DIVE/LIVEチームの日常アカウントより。このジャケットデザイン超イケてて気に入ってます

オペレーションにならないためのコミュニケーション

何のために/誰のために仕事をしているのか、といったゴール・目標を社内共有しながら「課題」に取り組んでいます。
「依頼」ではなく「課題」です。

クライアントからの「○○したい」といった依頼を、「はい、わかりました。できます、どうぞ。」というのは簡単ですし、実際9割くらいの依頼は問題なくできることがほとんどです。

しかし、どういう意図で頼んできたのか、なぜそれが必要なのかを汲み取ったり、ヒアリングしながらそれを課題として考えて実行・解決し、さらによい提案をしていくのが自分は好きです。

ただ言われた・与えられた依頼をこなしていくよりも絶対に楽しいと思っています。
(9割くらいはできるといいましたが、残りの1割くらいのチャレンジングな依頼に頭を抱えながら取り組むのも好きです笑)

また、チーム内ではコミュニケーションを密にとることに重点を置いています。
しかし、ただ質問の応酬をすればいいというわけではありません

先ほどの「依頼」「課題」の話に近いですが、指示をする側はある程度の具体的な説明が必要です。指示を受ける側は仮説を持った上で質問をします。
自分は指示をする側にもされる側にもなるので、質の高いコミュニケーションを意識し、説明と仮説は心がけるようにしています。気を抜くと忘れがちですが......。
どういった指示、質問をしたら質の高いコミュニケーションといえるのか、というのは、また次回にでも詳しく書いてみたいところです。  

最後に

似たような想いをもっている方はいませんか?
正直、経験や能力よりも、上述の思想や価値観さえ合えば十分にMONSTERの素質があると思います!技術はおまけで後からいくらでもついてくるものだと思っています。(自分がそうだったので)
少しでも共感できるポイントがあれば是非いっしょに働いてみませんか?

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