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Webデザイナーの3種のインプット方法
「見て学ぶ」「使って学ぶ」「体験して学ぶ」

Posted by DAI

どうも。

冬でもちゃんと冷やし中華を食べる、MONSTER DIVEのWebデザイナーのDAIです。
昨今いろんな会社や働き方が多様化していますが、デザイナーやエンジニアなどの作り手は、働き方に波があったり、スキマ時間があったりします。

本日は、そんなスキマ時間に行っているインプット方法を「見て学ぶ」「使って学ぶ」「体験して学ぶ」の3つのカテゴリーに分けて紹介したいと思います!

よかったら参考にしてみてください。

「見て学ぶ」編

広告やWebサイトをとにかく見て学ぶ

個人的にテレビCMが好きで、「アニメーション」「フォント」「色使い」「ユニークさ」に注目しています。

テレビCMは、見出しやタイトルを絶妙なタイミングで動かしたり、短い時間でも視聴者の印象に残るような工夫やアイデアがこれでもかと濃縮されています。

例えばこちら、Nikonの環境問題への取り組みを紹介した約15秒のCMです。
Nikon CM 「できるって、無限。地球環境のために」篇 15秒

クールで真面目な印象がありつつも、BGMも相まって活気も感じますね。
タレントさんも爽やかイケメンで来世に期待。
blog_240722_1_1.png

このCMでは、タイポアニメーションが特に印象的でした。

各文言が順番に、シュッ!!チカッ!!ハイ読んで!!次!!といったわんこ蕎麦テンポで出てきます。
緻密なアニメーションが重なってますが、色数が絞られていたり、文言が全て右下に集められていたり、現れ方が速いのにスムーズだったりで目が泳ぐこともありません。なにせイケメンならわんこ蕎麦テンポでも我慢できますよね。

こういったアニメーションはWebサイト制作においても参考になります。
サイト内の見出しにアニメーションを持たせるにおいても、どの程度激しく、早く動かすべきが、どの順番で動かせばいいか、なぜ右から出すかなど、考える参考になります。

CMから学ぶことは結構多いです。

「使って学ぶ」編

新しいソフトやプラグインなどを使ってみる

道具を使って進化してきた人類に敬意を評し、今回はChat GPTを使ってペルソナを作成してみました。
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これはWebデザイナーというよりWebマーケティングの領域ですが、特に企画立案においてはマーケティング知識は絶対に必要だと思っています。
企画がしっかり固まっていないと、クライアントも納得しないですし、なんとなくスープの味がボケたようなデザインになります。

今回は下記の動画で紹介されているプロンプト(指示文)を引用し、Chat GPT上でペルソナを作成しました。
【CMD2023CV】ChatGPTでサクサク進む カスタマージャーニーマップ作成術【松本 光永氏】

手順を全部説明するとブログがかなり長くなるので割愛しますが、細かい条件と丁寧な聞き方、構成を意識すれば、信頼性ある客観的情報を得ることができます。

作成したペルソナがはっきりすれば、ユーザーの使用用途を想定しやすくなり、UI設計に役立ちます。

Chat GPTは他にも、サイトのファーストビューに表示するキャッチコピーの仮案を考えたり、ランチなに食べたらいいか聞いたり、便利で重宝しています。

「体験して学ぶ」編

デザイン展示会やイベントに足を運んでみる

業務が落ち着いた時は、たまに外に出てインプットすることもあります。
以前、僕が行ったのがこちら、企画展「もじ イメージ Graphic 展」です。
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国内外54組のグラフィックデザイナーやアーティストによるプロジェクトの展示を交え、1990年代以降のグラフィックデザインを、日本語の文字とデザインの歴史を前提に紐解いていく、というかっこいい内容。

そもそも文字を読むのすら苦手な僕にも優しい内容になっていて、書体の発展や伝来を地図で学ぶことができたり、書体の特徴を生かしたグラフィックデザインは個人的に印象的でした。
グラフィックデザインをやりながらエンジニアを本業としているかたの展示もあったりと、デザイナーというキャリアのあり方も考えさせられました。

社内のプロジェクトにずっと携わっていると、クオリティの担保や期限、作業効率などをどうしても考えてしまいます。

そういった時に展示会に行くと、デザインの本質的な知識や魅力を実感することができ、息抜きにもなるのですごくオススメです。

人によってインプットの方法は違いますが、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

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