日の短さと寒さ、そして毎日の忙しさに師走を感じているMATです。
突然ですが、皆さんは「メルマガ(メールマガジン)」にどんなイメージをお持ちですか?
LINEやSNS、TikTokやYouTubeといった動画など、最近はインフルエンサーマーケティングに注目が集まり、それらのツールと比較して、メルマガは「時代遅れで古い手段」 「効果がない」 といった、ちょっとネガティブなイメージを持ってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、そんなことはありません!
今回は、まだまだ現役、インターネットマーケティングの大先輩「メルマガ」について、ご紹介いたします。
メール自体の歴史は古く、1960年代に利用が開始されています。
現在の電子メールの原型は1970年前半にはでき、1982年にインターネットによる送信が行われるようになります。
1980年代、日本のインターネット環境はまだまだ実験段階で、ごく一部の大学生やパソコンマニアの方がメールを利用する程度でした。
日本国内でのメールの普及は、インターネットが家庭でも利用され始めた1995年以降。
初期の頃は企業向けBtoBのメルマガが多い傾向でしたが、携帯電話からのインターネット接続も当たり前となり、顧客とコミュニーケーションが取れるBtoCツールとして重宝され、多くの企業がメルマガ配信へ参入。
その結果、1998年頃には大量のスパムメールが発生し、社会問題になったほどです。
ちなみに、世界初のメールマーケティング(こと「メルマガ」)は、1978年にアメリカの企業が送ったメールと考えられているそうです。
なんと、メルマガの歴史は40年以上もあるんです!
長い歴史のメルマガですが、どんな目的で配信されてきたのでしょうか。
などなど...
さまざまな理由、目的があると思います。
逆に考えると、メルマガは理由や目的なく配信対象者を絞ったり、ただ闇雲に次々とメールを送るだけでは、ユーザーに嫌がられて解除されてしまうので、送る目的を探す必要があります。
また、目的を達成するためには、メール内容や送るタイミングも重要になります。
目的として、サイト更新のお知らせメルマガを送ったとしても、更新したコンテンツが義務的で、意味のない内容であれば、そのメルマガは目的のないものとなってしまいます。
メルマガの配信には目的に沿ったメール文面の準備と、配信タイミングをしっかり考える必要があります。
メルマガの利点をお伝えする前に、まずはメルマガとは何かを考えてみましょう。
そう、メルマガは登録した顧客にしか届かないのです。
「登録顧客」=「情報提供を希望されるお客さま」
最大の利点は、登録した顧客は自動的に情報が受け取れるようになるところです。
SNSやメディアサイトにも情報は掲載されますが、顧客自身がその情報へアクセスする必要があります。
メルマガを登録しておけば、顧客はわざわざ見つけに行く必要がなくなり、また、企業側にとっても狙った相手に確実に情報を届けられるというメリットが発生します。
電子メールを利用しているメルマガは、紙のチラシやダイレクトメールなどと違い、簡単に送受信が可能で、費用も安価に抑えられることも利点の一つです。
文字数を気にせず、画像や動画も同時に送れるメールは、情報配信ツールとしてはやはり一番利用しやすいのではないでしょうか。
しかし、せっかくターゲット層に情報を届けても、読んでもらえなければ意味がありません。
読んでもらうために、メルマガを配信する側は、新しい価値観や有益な情報を提示することが大切になります。
ユーザーに価値観を共感してもらい、必要な情報を必要なタイミングで届けることができれば、継続してメルマガを読んでもらえ、さらに登録者数も増えていくでしょう。
古くからあるからこそ、ノウハウも豊富で奥の深いメルマガは、まだまだ語ることがたくさんありますが、長くなってしまうため、今回は配信ツールのまとめで終わりたいと思います。
今日は、予算に限りがあり、小規模に自社で制作から配信までを行っている企業様へおすすめの配信ツール5つをご紹介いたします。
気になる配信ツールはありましたか?
今回の情報が、少しでも皆さまの参考になりますと幸いです。
また、弊社はWeb制作やシステム開発、CMS構築のイメージが強いかもしれませんが、メルマガの配信などもお受けしております。
「配信ツールの選定が難しいから選んで欲しい」
「キャンペーンと同時にデザイン性の高いメルマガを作りたい」などなど、
メルマガのあれこれをお気軽にご相談ください。
コンバージョンにつながる、良いメルマガを配信していきましょう!