こんにちは!
WEBプロダクション事業部でマークアップエンジニアとして働いているYUKです。
早いもので、私がMONSTER DIVEに入社してからもう少しで1年が経ちます。
クリエイターとして初めて働き始めたのがMDなんですが、この1年でWeb制作のこと、業界のことをたくさん学ぶことができたなと感じています!
そんな私ですが、今からちょうど1年前はWebマーケターとして働いていました。
主に自身の所属する会社や顧客のSEO対策なんかをやっていたのですが、その中でちょこちょこSEO対策を考えたマークアップについて触れる機会がありました。
そこで今回は、当時の経験を踏まえてSEO対策の中でも「内部対策」についてお話ししようかと思います!
最近はメジャーな言葉になった「SEO」。
「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では"検索エンジン最適化"という意味になります。
調べ物をする際にGoogleやYahooなどの所謂検索エンジンでキーワードを入れてWebページを探すと思うのですが(これを自然検索と言います)、その検索結果の上位に対象のページ・サイトが出てくるよう対策することを「SEO対策」と言います。
そして数あるSEO対策のうちで、特にエンジニアに関わりがあるのが「内部対策」です。
簡単にいうと、サイト内のテキストや画像、HTMLタグ、リンクなどの要素を改善して、サイトの質を高める対策のことです。
サイトの質が高まると検索エンジンからの評価も上がるので、検索結果の順番が上位に上がってくるわけですね。
なるべく多くの方にサイトへ訪問してもらうためにも、サイト制作の段階からこれを意識することが大切になってきます!
では早速どんな対策があるのかをご紹介していきます。
簡単な内容をメインに書いてみたので、知らなかった!という方はぜひ今すぐ試してみてください。
そのページの大見出しとなるh1タグには、ページの内容を適切に伝えられるキーワードを含めるようにしましょう。
検索エンジンがページの内容を正しく判断する上で重要になってきます。
最近は検索エンジンが優秀になってきていることもあり、昔ほど大きくSEOに関わってこないと言われていますが、SEOの指標において重要なことには変わりないのでしっかりと設定しておくと良いです!
head内にあるこの属性タグに記載する文章も重要になってきます。
検索エンジンにページの内容を適切に伝えることはもちろん、検索結果画面にも表示され直接ユーザーの目に触れる部分でもあるので、ページのクリック数にも影響してきます。
クリック数が多い=ユーザーにとって有益な情報を発信しているサイトだと評価されるため、結果的にSEO対策につながっていきます。
PCでは120文字程度、SPでは50〜70文字程度が表示されるので、その文字数内でうまく文章を作成しましょう!
<img src=**.jpg"alt=""> ↑この「alt=""」の部分です。
ここに書かれた文言を見て画像が何を表しているのかを検索エンジンは判断するので、しっかりと記載しておくようにしましょう。
また、仮に画像がリンク切れを起こしてしまっていても、ここに何かしら書かれていれば文字だけは表示されてくれます。
head内のタイトルタグにそのページ固有のキーワードを含める方法です。
などのことを意識すると良いようです。
SEO対策上重要な部分なので、クライアントと相談して適切な文言を設定してください。
他サイトから記事を引用したい場合は、<blockquote></blockquote>タグの内部に引用する記事を入れるようにします。
過去にあったパンダアップデート(Google検索結果の品質を高めるために実施している検索アルゴリズムアップデートの一つ)によって、記事内容がコピーコンテンツと判断された場合、サイトの質が悪いと評価されるようになりました。
悪質なサイトと評価されないためにも、他サイトから引用を行う場合はこういったタグを使用するように心がけましょう。
他にも
など、まだまだ内部対策の方法はたくさんあります。
マーケティングやSEO関連のサイトを探してみるとこんな方法があるのか!という発見があるので、ぜひ新しい内部対策の方法を探してみてください。
また、検索エンジンの評価基準はどんどん変わっていく部分でもあるので、専門書を買うより常にWeb上の最新情報を拾っていく方法がおすすめです!
今回ご紹介した内容は、基礎的でどれもすぐに実践できる内容だったと思います。
ですが、忙しい制作の現場では時におざなりになってしまう部分でもあるので、今一度内部対策の重要性について考える機会を持ってもいいかもしれません。
かく言う私も、記事を書きながら「ちょっと手を抜いてるところがあったかも...」と反省しました。(笑)
SEO対策についてあまり意識してこなかったというエンジニアの方は、ぜひ今後は制作の場面に取り入れていってもらえると嬉しいです!
クライアントの目的を叶えられるような良いサイトを作っていきましょう!