Movable Typeでテンプレートタグをガシガシ書いて、さぁテストだ!
と、再構築を走らせるとエラーメッセージが...。
「MTEntryTitleをコンテキスト外で利用しようとしています。」
この「コンテキスト」というのは、直訳すると「文脈」。
ここでは「状況」的な意味でしょうか。
どこでも使えるMTタグもあれば、 状況によって使用できる場所が決まっているものもあります。
例えば、
記事タイトルを表示するファンクションタグ <$mt:EntryTitle$> は、
<mt:Entries> ブロックタグ内部 か 記事アーカイブテンプレートでしか使用できません。
それ以外の場所で使用すると、再構築の際に冒頭のエラーメッセージが表示されます。
ということで、テンプレートごとに使えるタグを整理してみました。
テンプレート | 単体で使用できるタグ |
---|---|
全体 | mt:Website~、mt:Blog~、 mt:SetVarなど mt:TemplateNoteなど mt:Dateなど |
インデックス | ※全体的と共通 |
記事 | mt:Entry~ |
ページ | mt:Page~ |
アーカイブ:時系列 | mt:Archive~ |
アーカイブ:カテゴリ | mt:Archive~、mt:Category~ |
アーカイブ:ユーザー | mt:Archive~、mt:Author~ |
mt:SetVar や mt:Var などはどこでも単体で使用できます。
mt:TemplateNote など
mt:Date やらMT全体のタグ
基本的にブロックタグの内部でしかファンクションタグは使用できません。
mt:Entry系 のファンクションタグを単体で使用できます。
それ以外のタグは、ブロックタグで囲う必要があります。
mt:Page系 のファンクションタグを単体で使用できます。
それ以外のタグは、ブロックタグで囲う必要があります。
mt:Archive系 のファンクションタグを単体で使用できます。
mt:Archive系 および mt:Category系 のファンクションタグを単体で使用できます。
mt:Archive系 および mt:Author系 のファンクションタグを単体で使用できます。
上記以外のタグは、基本的にブロックタグ内でしか動作しないものですね。
タグを使える場所、使えない場所が分かればテンプレート作成もスムーズに行えると思います。
あと、タグを使う場所によって、出力される内容も絞り込まれて変わりますので、意図しない値が出てきた場合はモディファイアで調整してみてくださいね。