会社、チーム、メンバーが成長するためには、お互いの刺激、未来へのチャレンジ、すなわちインプットは欠かせません。
そのためにMONSTER DIVEでは、定期的にさまざまな社内勉強会を開催しています。
MONSTER DIVEでは、「勉強 = シーディング」という共通認識で、業務時間内に時間を確保し各メンバーが取り組んでいます。 今回のMD-Blogでは、今年2019年に開かれた勉強会をご紹介したいと思います。
入社後、人事・総務オリエンテーションや実務オリエンテーションなどで全社的な基本的なことは学んでもらうのですが、この勉強会はもっと実務よりの勉強会でWebクリエイター/ディレクター向けの基本講義になります。
もちろんプロデューサーチームや映像チームメンバーの参加も可能です。
MONSTER DIVEには、業界未経験の人や他の制作会社から来られた方などさまざまな人が入社するのですが、MONSTER DIVEでのWebクリエイター/ディレクターとしての共通認識を確認したり、最低限知っていてほしいことを共有します。
会社によって単語の意味やフロー、ツールなどのオリジナル文化が多いのは制作会社アルアルだと思います。
この勉強会は、全8回まであるのですが、入社された方は必ず全部受講してもらっています。
1回受ければ2回目以降は基本自由参加なのですが、その時流にあわせて情報も常にアップデートされるため、時間の調整をつけてメンバー全員出席していることも多いです。
2019年は、下記の8タイトルを開催しました。
「Basic」と名がつく勉強会なので、各勉強会の内容は基本的なことですが、デザイナーさんがサーバ知識を学んだり、エンジニアさんがデザイン知識を学んだりなどクロスオーバーした会になります。
時流のネタなどが出ると、ついメンバーが白熱して深い話までディスカッションしたり時間オーバーすることもたびたびあります。
この前のSassの回では、Dart Sass とLibSass についてなども話題に出ていました。
数ある社内勉強会の中でも一番歴史がある勉強会で、2011年から開催されています。 当時はナレッジシェアの意味合いが強かったのですが、メンバーも増え、スキルもあがり、とても高度な話が多く、僕もいつも刺激をもらっています。
毎年、さまざまなテーマで行うのですが、2019年は、「NX-PJT」「Pair Challenge!」「Small Mission」という3本の軸と毎年行っている「MATOME」の回を開催しました。
「IoTを使ってオフィスを快適にしよう」というお題のもと、2チームにわかれて各チームチャレンジしました。
後日、詳細の「開発チャレンジブログ」が掲載予定ですので、ここでは概要と写真だけ先にお披露目しちゃいます。
"イマのMONSTER DIVE"のシーンに合わせて、社内で流れているBGMを制御する。
会議室の採光スイッチをスマホや指パッチンで操作する。
参照:https://bradfrost.com/blog/post/atomic-web-design/
「この業界の未来は何をすれば生き残れるか考える」をテーマとして、クリエイターチームのメンバー2人がペアを組み、各専門分野のマッシュアップによる講義を行うものです。
2019年は、下記のタイトルの講義がありました。
小ネタ集とでも言いましょうか、頭の体操の意味合いが強い回になります。
新しい技術などはいきなり実務で使えるということはマレですし、気になったけどできなかったこと/やり残したことを試して発表する回になります。
去年までのブログは下記にあります。
上の写真は先日の発表のものです。
今年も後日このブログにてレポートさせてもらいますので、お楽しみに!
MONSTER DIVEはCMS(Movable Type/WordPress)の構築も得意で、特にMT(Movable Type)の案件も数多くいただいております。
そこで社内でのクオリティ平準化、若手CMSスペシャリストの育成のための勉強会が2019年から始まりました。
MT東京のスタッフでもある講師役のスズキリュウスケ から別名「SuzukiAcademy」とも呼ばれています。
2019年は下記のテーマで開催されました。
最後にご紹介するのが、A-zemiです。
これは僕がその時のリクエストや気まぐれによって内容を決めて開催するアラキゼミとなります。
めちゃめちゃ基本的なことから、誰が気にするんだろうというマニアックなところまで、その時によって内容はさまざま。
2019年は映像制作ツールのAdobe After Effectsに同梱されている「Cinema 4D Lite」について講義したり、後半はWeb制作の「JavaScript」の基本から応用、実践でのポイントなどについて講義させてもらいました。
ちなみに今週行われたA-zemiでは、JavaScriptのセンサーまわりの基本からWebVRの話まで発展していました。
過去には、LIVEプロダクションチームにWeb制作の基礎知識やフローを話したり、コーポレート室にGitについて話したり、Adobe Character Animatorなどの新たなアプリケーションソフトについてを話したりと、映像制作とWeb制作どちらも経験してきた僕だからこそのWebと映像の融合のシードとなるような話を自由にさせてもらっています。
その他にも、2019年は開催されませんでしたが、不定期に開催される「MONSTERS LAB」というものもあります。
過去には、全社員がチームに分かれてアプリを作ったり、選抜メンバーでチームを組んでハッカソンに出たりしました。
MONSTER DIVE最初の勉強会であるCreatorsLabを企画した頃は、まだまだ未熟だったメンバーもこのような勉強会や実務での経験を積んで、今年行われたCreatorsLabの「MATOME」の回では最優秀賞を選ぶのにとても悩むくらい成長しています。
業務内に社内開催の勉強会をすることへの賛否両論あるでしょうが、MONSTER DIVEでは積極的に行っています。
「育てる」ということだけではなく、僕も含めて「メンバー間が刺激しあう」ことにより、各メンバー、各チーム、そして会社の成長につながってきていると思います。
何度かこのブログでも出てきているフレーズですが「よいモノづくりは、はたらく仲間づくりから始まる」。
無駄に人数を増やしていくにはもちろん全く賛同しませんが、「よいモノづくり」の規模が大きくなり、その大きな規模の質をもっともっと深くするには、「仲間」がまだまだ必要なのも事実。
こんなMONSTER DIVEで「職人」的なプロ意識と「オタク」的な探究心を持って一緒にモノづくりしてくれる方、募集してます。
少しでも興味を持っていただければ、気軽にこちらの求人情報ページからお問い合わせください。
お待ちしております。