Webデザインを生業にしているみなさん、こんにちはこんばんは!
春ですね。東京はもう桜が散ってしまいました...。今年は忙しくてお花見に行けなくて残念っす。
春といえば、新生活・新社会人の季節ですよね。
今年から、デザイナーとして入社した方もいらっしゃるかと思いますが、 新しい生活が始まるワクワク感がある反面、わからないことばかりで不安なこともあるかと思います。
なので、今回は新人デザイナーに送る基礎の基礎、 『これを覚えておけば、先輩に怒られる回数が減るかもよ?』なPSDデータの作り方をお教えします。
PSDデータをさわるのは作成したデザイナーだけではないので、後工程に優しいPSDデータが作れるようになるといいっすね!
レイヤー構成を整えることで、自分以外の方がPSDデータをさわる際のストレスを軽減させます。
先輩方は時間に追われて忙しいこともありますので、そんな時にわかりづらいPSDデータを渡してしまうと...。
そうならないために、まずはここから。
レイヤーを見やすくするために、まずはコンテンツごとにフォルダを分けましょう。
その際に、フォルダ名は誰が見ても内容がわかるように命名することが大事です。
「グループ1のコピー」などのファイル名が存在しないようにすると、よりすっきりとわかりやすくなります。
また、構成通りにフォルダ名を並べることで、見つけたい要素が見つけやすくなり、時間の短縮にもつながります。
もし、外部PSDをリンクさせたりする際には、拡張子まで表記するとよりわかりやすくて良いですよね。
同じフォルダ内に、ボタンのON/OFFなどの非表示がある場合には、フォルダに色をつけておくと、わかりやすくなります。
また、PhotoShopのレイヤーカンプ機能で複数のレイアウトを保持することで、より変化を伝えることができますので、こちらもオススメです。
「注釈ツール」を使うとPSD上に注意書きなどのメモができます。
複数の人がプロジェクトに関わっている場合などに利用すると、情報をデザインで共有ができて便利です。
また、社外に発注する際にも注意点を記載しておくと便利です。
フォルダ構成が適切に作成できるようになったら、今度はもう少し細かいところのテキスト構成や、画像作成などに注意してPSDデータを作成してみるといいっすね。
もちろん、単位はピクセルを使用して、フォントサイズに小数点がつかないようにしましょう。
小数点が付いてしまうと、正確なフォントサイズが伝わらなくる場合もあります。
レイヤー効果を使って境界線を描くときは、必ず内側のストロークを選択しましょう。
外部のストロークを選択すると、図形の幅に影響を与え、角が丸くなってしまいます。
透過の画像を作成する際には、描画で乗算などを使わないようにしましょう。
そのまま余白ありの画像は書き出しができませんので、手間が増えるだけです。
せっかく「クイック選択ツール」なども発達してますので、ぜひマスクをかけてからお渡しください。
今回は、怒られないPSDデータの作り方を書いて見ましたが、いかがでしょうか。
あくまで最低限のPSDデータ作成方法ですが、これをやるだけでも、かなり後工程で悩まなくなるかと思いますし、情報も共有しやすくなるはずなので、ぜひ、実践してみてください。まあ、最初は注意されることも多いかと思いますが。w
弊社は『Creator's Basic』なる時間がありまして、クリエイターの共通認識として、毎月1時間、『HTML5』『jQuery』『Sass』『server』『Git』『開発環境』『Design Rule』などの基礎を勉強する時間を設けています。
新人の方には、必ず全てを受講して学んでもらっていますが、今回のブログは、その中の『Design Rule』から抜粋してみました。
入社する、ともれなく基礎から学べる『MONSTER DIVE』。
興味のある方は、是非是非。お待ちしております。
今回はこの辺りで。
ではでは。