以前、弊社の國分が「Adobe XDで制作したデザインデータを納品するときに役立つのプラグイン5選」という記事をアップしました。 この記事内でご紹介している「TrimIt」や「Artboard Plus」なども超絶便利ですが、ディレクターとして、仕様や構成などの資料を作成する際に、利用していて便利なプラグインをご紹介したいと思います。
システム構成図などを作成することが多いので、個人的に1番利用率の高いプラグイン。
矢印生成後に、パネルから先端形状やカラーなど細かな設定調整も可能で、2つのオブジェクト間におさまる長さに自動調整された状態で生成することもできます。
プラグインパネル、または、メインメニューの「Flowkit」を選択し、直線・折れ線・カギ線からお好みの形状を選択。
調整された長さの矢印でオブジェクト同士をつなげたい場合は、つなげたいオブジェクト2つを選択した状態で直線を選択。
アートボード外に、付箋のようにメモが作成できるプラグインで、作成したオブジェクトは.noteとしてペーストボードに配置される仕様です。
チームにXD画面を直接共有・説明しつつで、出てきた意見などを走り書き的にメモするのに便利で利用しています。
プラグインパネル、または、メインメニューの「Notes and Annotations」を選択し、表示されたパネルから使用したいオブジェクトを選択すると、アートボードの左上に作成されます。
個人的に利用はほぼ三角形のみですが、アイコン代わりに使用するなど、多角形をうまく利用・組み合わせることで資料のちょっとしたアクセントにも使えそうです。
プラグインパネル、または、メインメニューの「regular polygon」を選択し、表示されたパネルに頂点の数と半径を入力。「OK」押下でオブジェクトが生成されます。
検索は英語ですが、大きさや色も自由に変更可能で便利なフリーのアイコン集です。
仕様イメージの補足や見出しのアクセントなど、【見やすく、または、分かりやすくするのにアクセントがほしい。でも、デザインではないので時間をかけて探すのはちがう。】なんてときに素早く探して使用できるのできるので重宝しています。
プラグインパネル、または、メインメニューの「Icons 4 Design」を選択し、表示されたパネルで検索。
検索結果から目的のアイコンを選択するとアートボード上に生成されます。
改行が入っているテキストを、個別のテキストエリアオブジェクトに分割できます。
テキストエディターなどであらかじめ作成した箇条書きの見出し原稿を、ひとつのテキストエリアに流し込んで、個別オブジェクトに分割することができて便利。
プラグインパネル、または、メインメニューの「Split Rows」を選択し、Split Simpleを選択。
資料を作成していると、Adobe XDでも、Microsoft PowerPointでも、しばしば「コノ機能があれば!! コレのココの部分が出来れば!! く〜〜〜っ!!」となります。
よく使うレイアウトやフォーマットなどのひな形を多種用意しておく、使い勝手のよいプラグインを探し試しておく、まったく新しいツールを使ってみるなど、少し時間が取られてしまいますが、、、この手間を惜しまないことが設計や構想に注力できる秘訣なのかもしれません(と、自分に向けて強く言ってみる)。
ありがとうございました。