みなさま、こんにちは。バックオフィス担当のサマンサです。
前回、ワタクシがブログを執筆したのは2月のこと。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に到着し、新型コロナウィルス感染症がクローズアップされ始めた頃ですね。あの頃は、まだすこーし対岸の火事という感じでした。
ちなみに、前回のブログはこちら。
それから半年ちょっと過ぎ、世の中はすっかり様変わりしました。
弊社も、4月5月は交代でのリモートワークや休業を実施し、極力出社を制限して感染拡大防止に努めました。
現在、弊社はリモートワークは実施しておらず、社員は毎日オフィスに出社しています。もちろん、感染防止のために、全社員マスクを常時着用し、エントランスや執務エリアには消毒用アルコールを設置、給湯室やトイレの洗面台には薬用ハンドソープを置いて、手指の消毒・洗浄を徹底しています。
今のところ、感染者は出ていません。全社員が出社するとそれなりに人口密度は高くなりますが、デスクの横幅が140cmと余裕のある長さなので、適度な距離感が功を奏しているのかもしれません。
さて、世の中はリモートワークこそ正義! リモートワーク最高! リモートワークこそ勝ち組! とリモートワークが礼賛されていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
弊社でリモートワークを実施した際には、
というような声がありました。
仕事環境を整えないと、100%力を発揮することはできないということですね。
ワーキングデスクや座り心地のいい椅子を用意するくらいだとなんとかなりそうですが、自宅にも処理速度の速い高スペックマシンを用意しないといけない、高速インターネット回線を引かないといけないとなると費用がかかります。
サマンサの場合は、総務業務、経理業務がメインになるので、リモートワークをするとなると印刷・スキャン・FAX送信が可能な複合機が必要ですね。いちおう家にはデスクがあるけど、もし用意できるなら140cm幅のデスクがほしいわ~って思うと、いっそオフィスを自宅にしてしまったほうが...(違
そういえば、リモートワーク中の取引先から切手の貼っていない郵便物が届いたことがあるのですが、あれは、普段は、総務担当にお願いしていた発送作業を自分で行わなければならず、切手を貼り忘れてポストに投函したからなのではないかしら。
また、リモートワークの課題として挙げられるのは「コミュニケーション」です。
ちょっと誰かにここんとこ質問したい、何となく誰かとこの不具合について共有したい、別に用事があるわけじゃないけど隣の席のヒトに話しかけたい、こういう「ちょっとしたコミュニケーション」がリモートワークでは難しいですね。
弊社では、案件はチーム制で行っているので、円滑に業務を進めるにはチーム内でのコミュニケーションがとても重要です。リモートでもチャットツールを使えば、「ちょっとしたコミュニケーション」は取れますが、会話に参加していなヒトでも自分の席の近くでチームメンバーが話していることを小耳に挟んで会話に加わることができるのはオフィスにいてこそ、と思います。
今のところ、感染者数は爆発していないのでオフィスに出社できていますが、この先また緊急事態宣言が発令され、再びリモートワークや休業をしなければならなくなることがあるかもしれません。そのときは、リモートワークにおける課題をきちんと整理して、万全の体制で臨みたいものです。
さて、リモートワークをしている、いないに関わらず、年明けからのコロナ禍を過ごすうちに、じわじわとメンタルに不調を訴える人が増えています。
自分はいたって元気だけどなあと思っているヒトも、ちょっとしたことがきっかけでメンタル不調になることがあります。
そんなときは、5分でできる職場のストレスセルフチェックをやってみましょう。
自分はいたって元気だけどなあと思っているヒトも、長時間労働が続くと疲れがたまってメンタル不調になることがあります。
そんなときは、「働く人の疲労蓄積度セルフチェック」をやってみましょう。
厚生労働省のこころの耳というサイトでは、働く人に向けたサポート情報を発信しています。
何だか最近元気が出ないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
また、職場には安全衛生推進者(衛生推進者)という担当者が選任されています。弊社では、ワタクシ、サマンサが衛生推進者として選任されています。私自身は医療やメンタルヘルスケアの資格を持っていませんが、心身に不調を抱えているときに誰に、どこに相談したらいいのかという情報を提供することができます。そんなに深刻じゃないけど、なんとなく話を聞いてみたいという場合には、相談に乗りますのでお声がけください。
一日も早くマスクなしで生活できる日がくることを願いつつ、心身共に健康に過ごしていきたいものですね。
おしまい。