GW特別企画!と勝手に投稿している"ちょっとしたTips"シリーズ第3回。図らずもGoogleネタが続いていますが、Analyticsの小ワザに続いて今回は「Google+」(ぐぐたす)を取り上げたいと思います。
Facebookのシェアボタン、Twitterのツイートボタンと並んで一般化してきているコレ。
ふつうにそのページ(URL)をシェアするだけなら、特に難しい設定はありません。
もう少し細かく設定したいときは、
data-action="share" data-annotation="none" data-height="15"
のところにhrefやwidth・heightを指定してあげます。
例えば
といったときは、
▼ボタン1: data-action="share" data-width="200" data-height="15" data-href="http://www.hogehoge.com/contents1.html" ▼ボタン2: data-action="share" data-width="200" data-height="15" data-href="http://www.hogehoge.com/contents2.html"
こんな感じ。指定できるパラメータはリファレンスの「共有タグ属性」に記載があります。いろいろ試してみると良いかと!
とはいえ、通常の共有ボタンでは設定できる項目に限りがあります。
例えばインタラクティブなWebコンテンツを共有してもらいたい場合や、共有するダイアログに指定の設定を加えたい時は、ディープリンクもサポートされた「インタラクティブな投稿の共有」を作りましょう。
公式リファレンスページを参考にしつつシンプルに整理すると、次のような手順になります。
事前準備はここまで。それではページにボタンを配置しましょう。
お決まりのぐぐたすのJSを</body>の直前に設置します。
<script> (function() { var po = document.createElement('script'); po.type = 'text/javascript'; po.async = true; po.src = 'https://apis.google.com/js/client:plusone.js'; var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(po, s); })(); </script>
ボタンを設置する場所に以下の形でソースを記述します。
<button class="g-interactivepost" data-contenturl="共有されるURL" data-contentdeeplinkid="/pages" data-clientid="[9]で発行したクライアントIDを記載する" data-cookiepolicy="クッキーでいろいろ処理されるのでこのサイトのURL(ドメイン)を書く" data-calltoactionurl="Google+でこの投稿を見た人がクリックした後に遷移するページのURL。data-contenturlと同じホスト名であること。" data-calltoactionlabel="※後述します" data-prefilltext="Google+のダイアログ画面にデフォルトで設定しておきたいテキストを入れる。"> 共有ボタンですよ </button>
この「data-hogehoge」という項目は、設定出来る内容が公式リファレンスページに詳しく定義があります。ちょっと難しいですが、じっくり読んで自分が実現したい仕様を探ってみましょう。
特に「data-calltoactionlabel」で設定する項目は、そのまま共有ダイアログのボタンの名前になります。選択できる値はこちらの公式リファレンスページに一覧があります。
例えば以下のような内容です。
コンテンツにあったラベルを選んで設定しましょう。
Google+では(今のところ)比較的様々なカスタマイズが出来るようにAPIが整備されていますので、フツウの共有ボタンを設置するだけではなく、「もっとこんなふうにシェアしてもらえたら便利かも?」「こんな表現でシェアされたらオモシロイ!」などOne Moreなアイデアがあれば詳しく仕様をチェックして、実現に向けて考えてみると良いでしょう。
#ちなみにFacebook APIのシェア系機能は、徐々に自由に設定できるパラメータが減ってきているような気がします...。