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ショート動画をご存知ですか。
SNSのなかでもYouTube、Instagramは多大な影響力をもっていますが、その中でも特に「YouTubeショート」や「Instagramリール」と呼ばれるショート動画の影響力は計り知れないな...と最近感じています。

私は今年度、MONSTER DIVEのプロモーション業務も兼務していますが、どのような宣伝手法があるのか日々、チェックしています。
今回は「ショート動画」に焦点をあてて、宣伝方法の一つとしてどのような効果が見込めるのか、興味が湧いたので考えてみました。

「YouTube ショート」とは

YouTube ショートは、スマートフォンと YouTube アプリの「YouTube ショートカメラ」があれば誰でも作成できる、新しい視聴者と出会える動画フォーマットです。
YouTube のショート動画作成ツールでは、マルチセグメント カメラを使用して最大 60 秒までの動画を簡単に作成できます。
引用元： https://support.google.com/youtube/answer/10059070?hl=ja

「Instagramリール」とは

複数のクリップをつないで30秒までの動画を作成し、使いやすいテキスト、ARフィルター、音声ツールで編集できます。ギャラリーから動画をアップロードすることも可能です。
引用元： https://about.instagram.com/ja-jp/features/reels

ドラマを観てみようと思ったキッカケが、SNSのショート動画

多くの企業の宣伝活動に「ショート動画」が普及し始めています。
そのなかでも、ドラマなど映像作品の宣伝として活用することは、親和性が高いと感じました。

昨年話題を呼び話題も掻っ攫っていったドラマ『silent』も、今話題の『ブラッシュアップライフ』も、私がドラマを認知して視聴しはじめたキッカケは「SNSのショート動画」でした。

ドラマ公式のアカウントが本編の一部分、興味を引きそうな印象に残りやすいシーンを、60秒〜90秒の短い尺に切り取った動画を公式SNSアカウントにアップロードして、ドラマの宣伝をしているからです。

「TVer」の画面でサムネイルは見ていたものの、本編を観るまでの行動に至らなかった私ですが、YouTubeショートで流れてきたドラマ本編の一部シーンのきり抜きを見たことで、「あ、おもしろい。観てみよう」の行動へと変わった記憶が残っています。

代表的なショート動画事例

日テレドラマ公式チャンネル

NIKE JAPAN

パーソナライズされたSNSからトレンドをキャッチする年代には最適そう

私は土日を含めても地上波放送を観ることがなく、テレビをつけたまま垂れ流しにしたりもしない為、世の中の「今話題！」というような幅広いトレンドに疎くなり、自分から収集していかないと流行り廃りへの感度がかなり鈍くなっています。

しかし個人的には、トレンドをキャッチするフィールドも、すでにパーソナライズされた環境に変化してきていると思うので、この環境下の情報収集だけでは世の中の流行に置いていかれるとしても、地上波放送などリアルタイムで時間の制約があるものに限界を感じ、SNSで情報を後から追いかけていくことがほとんどです。

地上波放送をリアルタイムで観ない理由の一つに、スマートフォンにアプリをインストールすれば「TVer」も「Amazon Prime Video」も「ABEMA」も観ることができて、自分の好みのツールが揃う環境を手元で再現できるのも大きな要因だと思います。

ショート動画の再生数がどんどん伸びている

上記の理由からユーザ個人のパーソナライズされた空間の中で、情報収集の手段も媒体も自由に選べるとなると、SNSなどの発信をする際に「認知してもらい、選んでもらう」という大きなフィールドにのる必要があると思います。

地上波放送をリアルタイムで鑑賞しない私は、流行っているドラマの情報はSNSを通じて「認知」しますし、
このような行動のユーザ層は一定数いると思います。

そして今回取り上げたショート動画（60秒以下）の再生数は1分以上の動画の135%の伸びという調査結果（2022年）もあるようで、長い動画を観るよりも「ショート動画」で情報を得る、エンタメを楽しむ、という傾向は強くなっていて、「より幅位広い年代層」尚且つ、「時間帯制限の無い」ターゲットを集める手段として「ショート動画」が有効的だと思いました。

Short-form content is the key to growth
Videos under one minute saw a significant growth of 135% in Q2 2022 vs. 2021, driving overall growth on social video.
（短編コンテンツが成長のカギを握る / 1分未満の動画は、2022年第2四半期に2021年比で135％という大きな伸びを示し、ソーシャルビデオ全体の成長を牽引しています）
引用元： https://tubularlabs.com/blog/h2-2022-social-video-trends-to-optimize-your-media-strategy/

ショート動画は宣伝効果がすごいと思う。

ショート動画は「認知」を広める方法としてベストだと思いました。

私個人としては、地上波放送などリアルタイムな媒体よりも、携帯でSNSを見る時間の方がよっぽど長く、そして簡単に情報が自然と入ってくるので、自ら探すよりももっと前段階の潜在的なところで「なんか見たことあるな（聞いたことあるな）」という、意識が残っていることを体感しました。

ふとした瞬間にフラッシュバック的に思い出してアクションに変わる。
これこそが「ショート動画」宣伝の影響力だと思います、タイパ重視な層に向けた宣伝方法として「ショート動画」は必須になってくるのでは思います！