MONSTER DIVEには、毎年初夏に開催される健康促進イベントなるものがあります。
これまでは、マラソン大会に参加することが暗黙の了解となっていましたが、走ることが苦手な人には敬遠されがちなイベントなので、今年は、より多くの社員が参加できるイベントを企画しました。
それが、初心者でもウェルカムな高尾山登山です。
高尾山の標高は599mです。
スカイツリーは634mです。(ムサシと覚えておくといいですね)
「なんだ、高尾山ってスカイツリーより低いんじゃん、高いところに登るとしたらスカイツリーだね」と思った方に言っておきたいことがあります。
スカイツリーの高さは地上からてっぺんまでの高さが634mで、我々一般人が登っていける最高到達点は第二展望台のある450mの高さまでとなります。
ということは、高いところに登るならやっぱりスカイツリーより高尾山なのです。
6月某日あいにくの曇り空の下、登山口駅に集合した精鋭たち。
ファミリー参加もOKということで、小学生のお子さん連れや、まだ歩けない小さいお子さんを背負子に乗せて山頂まで担ぎ上げるツワモノ社員もいました。
約1名は事情により遅れてしまい、「動く床」こと鋼索鉄道(ケーブルカー)を利用して、山頂にて先発隊と合流というお約束な出来事も。
今回、選んだ登山コースは六号路・びわ滝コースです。
この六号路はケーブルカー乗り場のすぐ横にあり、登り口までは舗装路になっています。このため、ケーブルカー乗り場が長蛇の列になっていると「待っているのもなんだし、ここから登ろうか」と、ハイヒールを履いた女性とスーツ姿で黒い革のカバンを持ったサラリーマンカップルがうっかり足を踏み入れてしまうのですが、なかなかどうして、かなりの難コースでありまして、途中でえっ!ここを登るの???と何度も行き先案内の看板を確認するはめになります。
さて、高尾山には山に登ること以外にもう一つ魅力的なことがあります。
それは、山腹にある展望台で毎年6月〜10月に開催される高尾山ビアマウントです。
登山の後のビールって、もう、その字面だけでも目がハートになります。
今回は、登山の途中から雨が降りだし、ビアマウントに着いたところで土砂降りになり、寒さに震えながらビールで乾杯したわけですが、晴れていたら眺めもよくて最高でしたでしょうね。ちなみに冷えた体には、ビアマウント名物「八王子ラーメン」がオススメです。自家製麺と自家製チャーシューの入った醤油味。雨の日の登山も、こういうご褒美があると、がんばり甲斐があります。
ビアマウントからの帰りはケーブルカーが便利。このケーブルカー、最急勾配は31度18分で、ケーブルカーの線路では日本一の急こう配だそうです。乗り込んでから下に向かって進む感じが、某有名テーマパークのアトラクションを彷彿とさせました。
注;画像はありません。なぜなら、飲んだり食べたりでお腹がいっぱいだったのと、雨中の登山に疲労困憊し、写真を撮るのを忘れてしまったからです。
ケーブルカーの麓駅には、なぜか八王子観光大使の北島さぶちゃんの銅像が置いてあります。弊社代表・岡島が旅の締めくくりとして隣に並ばせていただきました。
今回、599mに登頂した我々の次なる目標は、1500m級の山を登ること。そして、その先には3,776mの富士山が待っている! ということで、今年の初夏イベントは無事終了しました。それではまた来年お会いしましょう。