iOS 7に始まり、iPhone 5c、iPhone 5sの発表、そしてdocomoでの取り扱いも正式発表されるなど、残暑の最中に、なかなか熱いお知らせを届けてくれたApple社。
iPhone 5sは20日から発売され、iPhone 4sの僕は、サイクル的にiPhone 5sの購入を予定しているのですが、発売1週間前の今日、突如として電源ボタンが押せなくなってしまいました。
表現としては"ボタンが潰れた"と言うのがしっくりくるでしょうか。最初からボタンが筐体に沈み込んでしまい、かすかに押せるのですが、ボタンは反応せず、という状態に。
これは13日の金曜日のせいか!? iPhone 5sへの移行にへそを曲げたiPhone 4sの反乱か!? とも思いましたが、調べてみると、電源ボタンが潰れる症状は散見されているようです。
まぁ、精密機器をほぼ裸の状態で2年も持ち歩いていればどこかしらにガタが来ても仕方ないですね......
ではすまないのですよ!
操作自体はホームボタンからロック解除できるのでよいのですが、問題は画面をロックさせるときです。電源ボタンが押せないと、自動ロックを待たなくてはならず、その間(自動ロックは最短で1分)の誤操作、無駄なバッテリ消費は、落ち着きません。心が整いません。夜も眠れません。
修理に出してもいいのですが、iPhone 5s発売まで1週間。しかも有償の可能性を考えると、数千円とはいえ実にMOTTAINAI。来年のPlayStation4発売に向けて資金プール中の身としては、不必要な散財はしたくないのが本音。
#ローンチタイトルから『Call of Duty: Ghosts』『Battlefield 4』『Killzone: Shadow Fall』『Assassin's Creed IV: Black Flag』あたりは購入予定なので、本体と合わせると約¥70,000は飛びます。
そこで、ロックボタンの代替機能はないものかと探していたら(やっと本題)、iPhone自体に機能がありました!
それはアクセシビリティにある「AssistiveTouch」という機能。
以下、設定と操作方法です。
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」内にある「AssistiveTouch」をオンに設定します。
そうすると画面右下に透過レイヤーでボタンが出現します。
ボタンをタッチすると「ジェスチャー」「デバイス」「ホーム」「よく使う項目」のメニューが現れます。
「デバイス」へ進むと、なんと「画面をロック」があるんですね。
これをタッチすればロックボタンと同じように、すぐに画面ロックを行うことができます。
機能的にロックボタンとほぼ変わりませんので、「画面をロック」ボタンを長押しすれば電源も落とせます。 ただし、ホームボタン+「画面をロック」ボタンでのスクリーンショットも可能ですが、AssistiveTouchのメニュー画面も写ってしまいます。
また、「AssistiveTouch」ボタンはデフォルトで画面右下に出現しますが、四辺上であれば、ある程度任意の場所にドラァグで移動させることも可能です(下記参照)。
画面のど真ん中などは不可。一辺がディスプレイの端に接していないとダメで、グリッドにスナップされます。
アプリによっては画面右下にmenuを配置していますが、これならボタンがかぶることもなく、ストレスも感じません。 #こういうユーザビリティを考慮した作り込みって、Apple製品はホントすごいと思います。
ロックボタンよりも少し手間はかかりますが、これでiPhone 5s購入までを乗り切れそうです。