Webデザインを生業にしてるみなさん、こんにちはこんばんは!
MD-USHIDAです。
ダイエットはあきらめて、動けるデブを目指す事にしますた。
さて、今回のテーマですが、「画像トリミングについて、改めて考えてみよう!」です。
"トリミング"は、使い方一つで伝えたい情報が変わったり、デザインを作る上で重要な要素ですので、効果的な画像のトリミングについて改めて考えてみたいと思います。
まず、トリミングの基本について。トリミングとは、写真の不要な部分を切り取る事です。
デザインを作る際に、使用する写真の不要箇所を切り取ることで、その写真が持つイメージを鮮明にする事ができます。
では、実際に一枚の写真をトリミングしてみます。
このトリミングでは、空間を大きく使う事で、『景色』をイメージさせる画像になっています。
フォーカスを絞り、情報をカットすることで、人物が強調され、『人と景色』をイメージさせる画像になりました。
フォーカスをピンポイントに合わせることで、さらに情報を削ぎ落とし、『ランナーと犬』をイメージさせる画像となりました。
上記の画像の様に、一枚の写真から必要な情報を削ぎ落とすことで、その画像が持つ意味が変わってきます。
伝える情報が多いと「イメージ画像(景色)」となり、不要な情報を削ぎ落としていくと「説明画像(ランナーと犬)」になる、という違いです。
写真の使い方を考えてトリミングしましょう!
デザインに使用するのは、写真だけではありません。 構成に合わせたトリミングをすることで、デザインの統一性を強め、イメージを高める事ができます。 構図を考えながらトリミングする事が大事です。
写真の中で"顔が向いている方向"のスペースを開けることで、より被写体とイメージが引き立つようになります。
さらに、視線先にテキストを配置すると、ユーザーの目線を自然にテキストに誘導する事ができますので、デザインとして、より一層のまとまり感が生まれます。
人物が向いている方のスペースを開けると、すっきりします。
スペースの使い方や顔の方向によって、テキストの読みやすさが向上しますので、配慮が必要ですね。
写真をトリミングする際に、『裁ち落とす』『切り抜く』を選択すると、画像のもっているイメージを強めることができます。
基本的には、「裁ち落とし』を使用すると、より迫力のある画像に。
『切り抜き』を使用するとポップな印象になりますので、デザインにあった方法をチョイスしましょう。
画像として仕上げる際に、目的やイメージに合った手法を使用しましょう。
ECサイトの様に、商品を紹介する"物取り"の画像では、なるべく中心に商品を置き、余白をたくさん持ちましょう。
余計な情報を削除することができ、情報を正確に伝える事ができます。
元の写真をそのまま配置するのではなく、画像の中に余白を持つことで、より分かりやすい見栄えになります。
今回は、トリミングについてザクっとまとめてみました。いかがでしょうか?
画像の使い方次第で、かなりデザインの印象も変わってくるかと思います。
イメージを伝える手段としてかなり有効なポイントです。
トリミングは、効果的に!
ではでは。