どうもこんばんは。
さて、本日は表題の件でブログを書かせていただきました。
いや、ブログに映像を貼り付けました、かな?
最近、技術ネタ系の記事が続いたってことで、ここでブレイクダウン。
映像を作ってみましたので、文章を読む合間にクールな?小ネタな?映像を補充していって下さい!
ただ単に映像作るのもおもしろくないので、今話題のシネマGIFを作ってみることにしました! 最近、ネット上でこんなオサレな"動く写真"、見たことありませんか。
写真なんだけど、一部が動いている――
アニメーションGIFという2000年代に流行った古典的手法を用いて写真が動いているんです。
懐かしい響きですね、アニメーションGIFって。w
FlashでもWebページにswfファイルを埋め込めば同じこと出来そうですけど、swfってiPhoneなどのiOSデバイスに対応してないんですよね。
そこでアニメーションGIF。しかも昔のように写真やペイントソフトで描いたようなチープな軽いGIFでなく、フォトリアルでオサレ。
まさに故・横井軍平氏の哲学、枯れた技術の水平思考ですな!
そんな古典的技術を、主にファッション業界が取り入れていったのがシネマGIFの始まりでして、最近では「Gifgig」などGIFアニメを共有・収集したりできるサービスも登場しており、ちょっとしたGIFアニメのブーム再到来となっています。
というわけで百聞は一見に如かず、3つほどシネマGIFを作ってみました!
夜の六本木を撮りに行こうと思ったら雨が降ってきちゃったので、会社近くの交差点をNikon D800と望遠レンズで撮影。
次はクルマ・信号機は止まってるんだけど、街灯に照らしだされた雨は動いているように加工するのですけども、私は「After Effects CS6」を使いました。
ネットで調べると、Photoshopを使って加工している方が多いようですが、私は使い慣れていて動画用のエフェクトが豊富なAEで加工してます。
手ぶれ補正やスタビライズ、自動マスクとそのマスクの1コマ1コマ追従させる自動化機能など、Photoshopでは出来ない機能ですよね。
AEで街灯と雨飛沫部分をマスク切って、それ以外は静止させました。
上記写真だと、レイヤー1がマスク切ってる動画ファイル、レイヤー2が映像の静止画像です。
そして「Davinch Resolve」というカラーグレーディングソフトで色味調整します。
これも映像制作の界隈では定番になりつつある色味調整ソフトです。
最後にPhotoshopへ読み込み、「WEB用に保存」でGIFを作成します。
画像サイズは640×360にし、カラーは128色と多めにしました。
というわけで完成!
その他のモノも一気に見てみましょう!
さぁ、いかがでしょうか?(笑)
シネマGIF、作ってみて思ったのが、めっちゃ面白い!!ってこと。
カメラのフレームに動くものと静止するものをバランスよく散りばめないといけないため、すんごいクリエイティブです。
上手くハマった時の瞬間は、仕事が終わった後にキンキンに冷えたビールを飲んだ時のようです。w
というわけで、映像クリエーターなら今まで使ってきたソフトウェアで思う存分作れるので、シネマGIFの波に乗りませんか?!
映像番組の制作とは一味違った作品作りになるし、Webという新ジャンルも開拓できるかも?
私もMDのWebチームにシネマGIFを使ってもらえるよう、売り込んでみたいと思います。(笑)