小さい頃、大きくなったら何になりたいって思ってました? スポーツ選手? 医者? アイドル???
暖かくなってくると、街でリクルートスーツ姿の若い人たちを見かけることも多く、MONSTER DIVEでも新卒の採用活動が始まっています。
ということで今回は、映像・スタジオ事業部ディレクターのyuriが、僭越ながら「映像ディレクター」について書かせていただきます!
まぁどんな仕事もそうですが、他人の仕事って、何だかよくわからないですよね。
時に「そんな仕事があるんだ!」と驚かされることもよくあります。
私自身「映像ディレクター」について、何も知りませんでした。
テレビとか、映画とか作っている人なんだろうな。というぐらいしか思っていませんでした。もちろん「将来、映像ディレクターになりたい」なんて微塵も思っていませんでした。
そんなある日...
当時、大学生だった私は、まあ色々あって人生面白くないな...と、ものすごく暗~い気持ちになっていました。
いわゆる「ひきこもり」状態でした。
そんな中、1本の映画に出会ったのです!!!
...といっても、そんなにオシャレな映画じゃないですよ。
ディズニー映画『アラジン』です。
なんだか見ていたらワクワクしたんです。
ジニーの軽快な登場シーンとか、見ていてとにかく楽しい♪
で、思ったんです。
考えてみたら、映画とかテレビとかって、ものすごく身近なもので人を楽しませてくれる、すごいモノだ!って。だから何でもいいから映像に関わる仕事をして、私も誰かを楽しませたいー!って。
結局、大学は中退して映像の専門学校に行きました。
そして無事、大阪の制作会社に入社し、私の「映像ディレクター」人生が始まりました。
では「映像ディレクター」になってみてどうだったか?
私は現状、楽しく仕事をしています。ただ、勤める会社や、担当する番組によってライフスタイルは全然違います。なので、あくまで一意見として参考にしていただければと思います。
ということで、
私が思う、良かったところ、悪かったところ。
ただし! 華やかな世界を期待して「映像ディレクター」になると長続きしません。
華やかではない時間の方が多いからです。
そして、婚期を逃しそうという理由で「映像ディレクター」を諦めないでください。
ちゃんと結婚している人もたくさんいます。
不規則でキツそう...というイメージについては間違ってないと思います。
ただ、程度は人それぞれですし、Mr.Childrenも『終わりなき旅』の中でこう歌っているでしょ。
「高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな」
そう! そうなんですよ。
「不規則でキツい→だから嫌だ」
と思うか、
「きょうも帰れそうにないけど
自分の満足するものができるまで
とことん頑張るぞー!」
って思うかですよね。
後者の考え方ができる人が「映像ディレクター」に向いていると、私は思います。
これも人それぞれですが、つまりは何でもやります!
ちなみに私、元々はテレビのディレクターをしていました。
なぜ、テレビを辞めてMONSTER DIVEが得意とする「Webと映像の融合」の方へ舵を切ったのかというと、
楽しそうだから!です。
もちろん、テレビのディレクターもやっていて楽しかったです。
ただ、「やってはいけない事」が多く、あまりにも巨大なヒエラルキーの中で窮屈な気持ちになっていました。
その点、Webの世界は「何でもやってみよう!」という精神が強く、テレビ局のような巨大組織がトップにいるわけではないので、クライアントとの風通しも良いです。
クライアントが「やってみたい」と思うことを聞き取り、それがどうしたら見ている人にも楽しんでもらえるかを考える。そんな感じです。
MONSTER DIVEの映像のお仕事は、こちらを見ていただくと少しイメージしていただけるはずです。
なんとなく「映像ディレクター」に興味がある人、
がっつり「映像ディレクター」に興味がある人の参考になればと思い、
書かせていただきました!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。