LIVEプロダクション事業部のSIOです。
2023年の仕事初めはアメリカ・ラスベガスで開催された、世界最大のデジタル関連の展示会「CES」だったんですが、私にとっては初めてのCESでしたので、どんなんだったか? 注意事項は? などなど今後、お仕事等で行く方の参考になれば幸いです。
まずは渡米の準備です。
私は知る人ぞ知る、世界遺産好きで毎年夏休みには海外の世界遺産を見て回っていたんですが、なんせ3年ぶりの海外です! 準備もバッタバタでした。
私の場合、特にワクチン接種証明に苦労しました...。パッケージツアーなどで行く方は、旅行会社がこういうものをちゃんと教えてくれるんだと思いますが、現地での仕事の準備ばっかりしていて年末に突入してしまったものだから、これが必要ということがわかったのが12月28日! マイナンバーカードをまだ持っていなかったので、アプリでの接種証明を取得できず、なんと12月28日に区役所に駆け込んで発行してもらいました。
ちなみに、通常は自治体に申請書類を出して、1週間〜10日程度で発行してもらいますので、私みたいに駆け込むのはやめましょう。(その後、マイナンバーカードを無事にゲットしましたが、最初にしたのは、ワクチン接種証明の発行でした。アプリでやるとなんて簡単!!!)
あとは、ま、普通の旅行とかに持っていくものです。
ただし、現地で何でも買えるしテキトーでいいやー。なんて言っていると、物価の高さにやられるんでご注意を。
そんなこんなで無事にラスベガスに降り立ったわけですが、私にとっては3年ぶり、2度目のラスベガスでした。ちなみに、ラスベガスという街は、みーんなが「楽しむ」ために来る街なので、中心地の治安はとても良いです。多くの人がビール片手にブラブラ歩いていますが、悪酔いして絡んでくる人もいないです。ただ、路上で寝ている人の姿は、以前より多くなったような気がしました。
そんなラスベガスでCESの時期に注意したほうがいいこと。
CESとは関係ないと思いますが、我々、機材をロストバゲッジしまして、ロサンゼルスの空港に編集機やら何やらが置き去りにされました。
後の便で運んでもらえたのでなんとかセーフでしたが、日本から来た他の関係者もロストバゲッジしていましたし、帰りもオーバーブッキングで別の便に変更になったり、かなり大変でした。次回から、ロサンゼルスからラスベガスまでは、車移動しようと固く誓った次第です。ちなみに、編集機はしっかり開けられて中身をチェックされ、丁寧に梱包していたのにボロボロにされました...。
朝は会場入りする人で道が超混んでます!
時間に余裕を見た方がいいのと、運賃も「特別料金」みたいな感じで通常よりお高くなりますので、ご注意ください。
まず、中心地(ストリップ周辺)のホテルはめっちゃ素敵ですが高いです。に加えて、リゾートフィーなるものが毎日50ドル近くかかります(!)。
そして先述の通り、円安&物価高で食費がかさむのなんの!
これはCESには関係ありませんが、空港を出た瞬間から誰もマスクをしていない世界でした。(飲食店等を除く)
とはいえ、コロナがなくなったわけではないので、気になる人は自衛が必要ですね。ちなみに、消毒液とかもあんまりなかったですね。
さあ! いよいよCESの会場入りです!
私たちが入ったタイミングは一般公開の前だったので、重機やら何やらが行き交っていて、幕張メッセとかで行われるイベントとまさに同じ感じ。国は違えど、設営風景は同じということになんだかすごくホッとしました。2023年は1月5日〜8日の日程で開催されたんですが、50カ国から3,200社が出展していました。前年は接種証明の提示やマスク着用が義務付けられていたようですが、今年はそれらもなく、「通常のCESに戻った!」らしいです。
私も時間のあるタイミングで会場内ぐるっとまわってみましたが、世界最大のデジタル関連の展示会というだけあって、どこのブースも見応えたっぷり。
中でもLGの「3D Video Wall」にはびっくりしました!
写真だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、入り口が全面モニターでクジラが悠々と泳いでいて、ここをくぐるだけでもワクワク感がすごかったです!
こちらは、みんなでメタバース空間を楽しんでいるもよう。
UNREAL RIDEのデモ! お兄さんが一人で動かしていました。
とまあこんな感じで、デジタル好きな人にはもうたまらん感じです!
ちなみに、日本からの参加者もかなり多く、会場でバッタリ知っている人に会ったりして本当に驚きました。
ある企業のプロジェクトに関わっていたので、昼間は撮影、夜はホテルの部屋で編集、という日々でした。
観光らしい観光はしていませんが、ホテルの窓からベラージオの名物・噴水ショーが見れたので、毎晩噴水の音を聞くと「夜だな」なんて思いつつ、温泉宿にこもって執筆作業に取り組む、文豪気分を味わっていました。
2023年の一発目。サイコーに楽しい仕事からスタートできてよかった!
来年も、CESに行くぞー!!!!