お疲れ様です。
気づけばあっという間に年末です。
気づけばあっという間にBlogの担当です。
LIVEプロダクション事業部で技術しています、AKIです。
MONSTER DIVEは機材を大切に扱っています。
ケーブルをひとつ巻くにしても、こんな感じ。
NG例のような状態は、もちろん巻き直しです。
端子のアタマとオシリが最後綺麗に交差してリップタイで止められない場合は、巻き直しです。
色んな現場で色んな会社の技術担当などのスタッフさんをお見かけしますが、案外、雑に扱ってるなーと思うこともあったりします。
上記の例でいうと、NGの状態でザルにしまうと、次に取り出す時に変に引っかかって、ケーブルに負荷がかかって、などなど、結果的に寿命が短くなったり、断線リスクも上がるし、それに気づかず、配信の本番、急に信号が安定しなくなる、などの可能性はあると思います。
ケーブルだけの話ではないのですが、撮影配信の現場が多い分だけ、機材の稼働率は高くなります。 でも、MONSTER DIVEでは、なんだかんだ本番中に「完全に故障した」ということはほとんど無いと思います。
基本的には、事前に少しでも「怪しいな」と思った段階で、再確認の上、
「廃棄 or メーカー問い合わせ → 必要であれば修理」
というふうに管理運用を行っているからです。
今、進行形で絶賛修理中の機材もあります!
そのように大切に扱っている機材について、ここ数ヶ月でなんだかんだと新導入されたものが増えているので、いくつか紹介していこうと思います!
業界標準となりつつある、言わずと知れた超便利無線インカムの最新版です!
一つ前の世代のインカムともカスケード接続ができて、「A」「B」それぞれのChannelの使い分けなど、シンプルかつ超便利機能でとても重宝しています。
以下の記事は、一つ前の世代のインカムになりますが、機能面は2022年にYOUさんがブログ記事でまとめてくれていますので、気になる方はぜひご覧ください!
新しい世代のインカムはもちろん追加機能有りです!
「12G対応」や「4ch同時収録」といったモニター自体にも収録機能があるなど、とても便利!
テレビ業界ではマスモニが当たり前らしいのですが、配信業界的にはなかなかそういうものが見受けられない気がしています。
しかしながら、MDではそういう目的でひとつの基準としてこのような機材を使ったりもしています。
もちろん波形なども見られるので、目で見るだけでは無く、数値やメーターとして見れる点も大きいと思います。
新台追加!ということで、こちらはかなり使用頻度も高いです。
モニターとしての色味の再現性が高く、また各種メーターを表示できるため、数値やメーターで確認もできる万能モニターです。
今ではこれを持ち込まない現場はほとんど無いんじゃなかというくらい、使用頻度の高いモニターです。
ディレクター確認用などなど、現場で使用していることが多いモニターです。
MONSTER DIVEには16台のMacエンコーダーがあります。
古いものがそろそろ寿命という事で、新しく新調したものになります!
「さすがM2 Max!」というべきか、以前のものに比べて配信中のCPU稼働率も低く、高負荷な設定にも耐えられます。
グレードアップしたというのが数値からもわかるくらいの高性能PCで、絶賛バシバシ稼働中です!
こちらの機材を含めて、設定面で、絶賛、色々な配信テストなど行っているところでもあります!
今までWindowsエンコーダーは別の筐体を使用していたんですが、寿命も考えて、このたび、新調!
Windowsエンコーダーはなんのために使用するの?というと、NVIDIA社製のグラフィックカードを積んでいるので、エンコードをグラフィックボードで行えるからです!
グラフィックボードでのエンコードのため、CPU稼働率がグッと抑えられるのも良い点です。
また、Macエンコーダーでは通常はx264でエンコードしているのですが、この方法は配信プラットフォームによっては相性が悪い場合もあり、映像が正しく処理されないこともあるため、その他の対応策という意味でも必要だったりします。
細かいものでいうと、もっと色々と追加したり新調したりと機材ラインナップが増えています。
色んなメーカーさんが色んな新しい機材を出すので、そういった情報は常に敏感になっていないといけないと思います!
良いものはどんどん取り入れて、さらに良いモノづくりができるように、そして自分の技術としての知識や腕も上げていかなければなと思います。
ちなみに、これら撮影配信機材のレンタル貸し出しも承っていますので、お問い合わせください!
来年はどんな機材をMONSTER DIVEに導入できるのだろうか、世の中にどのような機材が出てくるのだろうか、とワクワクしながら、この年末も駆け抜けます!