初めまして!マークアップエンジニアのNAKです。
早いもので、入社して5ヶ月が経ちました。
私がWeb制作に興味を持ったきっかけは、「アニメ好き!」だったから。
新作が出ると、公式サイトをチェックしていたのがきっかけです。
今でもアニメーションやUIが充実したサイトを見ると、作品の世界観が伝わってきますし、ワクワクします!!
きっかけはアニメ作品ですが、お客様の伝えたいことを表現したり、使い心地のよいUIが作れるWebエンジニアになれたら最高です。
そんな、Web制作のアニメーションやUI設計には欠かせないのが、JavaScript(プログラミング言語の一種)です。
一言でJavaScriptといっても、近年は様々なフレームワークがありますね。
今回はフレームワークの一種、Nuxt.jsの環境構築をしてみましょう。
Nuxt.jsとは、Vue.jsアプリケーションを作成するためのフレームワークです。
なんといっても、レンダリングの方法が選択できることは魅力的です。
SSRは、ユーザーのアクションに伴う可変箇所のみ、サイトの内容を更新できます。
SPAは、ネイティブアプリのような(オフライン対応/Web通知...etc)操作を可能にします。
Webページの読み込みは速くなりますし、クローラはサーバー側でレタリングしたHTMLを読み込むので、SEO対策もバッチリです。
レンダリング以外にも、ペーツ毎にテンプレートを管理できたり、いいこと尽くしですね!
では早速、Nuxt.jsのインストールをしてみましょう。
※今回は、「node」「npm」を事前にインストールした状態で進めます。
まずはターミナル(黒い画面)でコマンドを叩きましょう。
「vue-cli」をグローバルにインストールすると、どの階層からでもNuxt.jsのテンプレートプロジェクトが自動で生成できるようになります。
npm install -g vue-cli
vue-cliでNuxt.jsをインストールするディレクトリーに移動します。(一例です)
cd /Users/nak/Desktop
Nuxt.jsの新規プロジェクトファイルをインストールします。
npx create-nuxt-app 【 プロジェクト名 】
インストールを開始すると、プロジェクト設定に必要な情報を設定します。
//<プロジェクト名> //デフォルトは、nuxt-community/starter-template時の【 プロジェクト名 】が入ります。 ? Project name (my-project) //<プロジェクトの説明文> //インストール時に自動生成される「README.md」に反映されます。 ? Project description (My priceless Nuxt.js project) //<プロジェクトの作成者名> ? Author name 【 作成者名 】 //<パッケージマネージャーの種類> //「npm」または「yarn」を選択 ? Choose the package manager (Use arrow keys) //<UI フレームワーク> //VuetifyやBootstrapなどのUI フレームワークを選択 ? Choose UI framework (Use arrow keys) //<サーバーサイド フレームワーク> //AdonisJsやExpressなどのサーバーサイド フレームワークを選択 ? Choose custom server framework (Use arrow keys) //<モジュール> //「Axios」または「PWA」を選択 ? Choose Nuxt.js modules (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to invert selection) //<Lintツールの選択> //ソースコードの解析やコーディングルールの設定ツールを選択 ? Choose linting tools (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to invert selection) //<テスティングフレームワーク> //プログラム開発時のテストを支援するフレームワークを選択 ? Choose test framework (Use arrow keys) //<レンダリング方法> //SSR(サーバ側)またはSingle Page App(ブラウザ側)レンダリングを選択 ? Choose rendering mode (Use arrow keys) //<Nuxt.jsの開発に使用するツール> //Visual Studio Codeを利用している場合は、jsconfig.jsonを選択 ? Choose development tools (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to invert selection)
以上でインストールが完了です。
早速、起動してみましょう。
まず、先ほどNuxt.jsをインストールしたフォルダーに移動します。
cd 【インストール先のフォルダー階層】
インストールしたファイルの中にpackage.jsがあります。
エディターで開いてみましょう。
Nuxt.jsの実行文「dev」「build」「start」「generate」が定義されています。
"scripts": { "dev": "nuxt", "build": "nuxt build", "start": "nuxt start", "generate": "nuxt generate" },
今回は「dev」で、起動してみましょう。
num run dev
http://localhost:3000/ にアクセスすると、サイトが閲覧できるようになりました。
今回はNuxt.jsの環境構築についてご紹介しました。
インストールされた「.vue」ファイルを確認すると、<template>タグがありますね。
これは名前の通り、テンプレートとして使える予感がします。
今回の設定で分かる通り、プロジェクト作成時の設定は用途によって様々です。
適切な環境で開発できるように、まずは触ってみましょう!