オープンソースなブログ制作ツールとして誕生したWordPressも、今やフリーCMSの代表格となりました。 とはいえ、元々はブログのためのソフト。デフォルトの状態では一般的な静的コンテンツを持つサイトを想定して提供されている機能など無く、タクソノミー、カスタム投稿タイプ等のWordPressならではの設計も持て余してしまいがち。 でも、WordPressには大勢の有志が築きあげる広大なプラグインの世界があるのです。 今回はWordPressをCMSとして使うときにお世話になるプラグイン達を、ド定番から個人的なおすすめまでざっと25個ご紹介します。
確実に必須。記事やページの中でPHPを書けるようになる。
「メンテナンスモード」のON/OFFができるようになる。
メンテやトラブルで一時的に閉鎖したい時にとっても助かる。
WPにおけるカスタムフィールド編集の決定版!
CMSとしてWPを利用したときに立ちはだかる壁の一つはカスタムフィールドの扱いづらさ。でもこのプラグインを入れればかなり直観的な編集ができるようになる。
タクソノミーの使い勝手を大幅に向上させる。
追加される機能は多岐に渡り、カスタム分類で記事検索をかけたり、自前のタクソノミーについてデフォルト値を設定できたり、WPのCMS利用のキモを抑えるようなプラグイン。
ユーザー権限を細かくカスタマイズできる。残念ながらフル機能版は有料だが、基本的な機能は無料版でも利用できる。
記事の複製が可能になる。地味ながら効果大。
定型文を登録してクイックタグで呼び出せる。よく使う要素をまとめて登録しておけば編集が楽になる。
ログインしていれば、管理画面に入らなくてもサイト上で文章を編集できてしまう驚きのプラグイン。
うっかりtypoをしがちな貴方の強い味方。
phpMyAdminのようにGUIでMySQLの閲覧・編集ができる。
導入する場合は管理画面に必ずベーシック認証などのセキュリティをかけること。
「ウィジェット」機能を使った時に勝手に出現してしまうログインなどのメタ情報を編集できる。
無料で高機能、カスタマイズ性も高いコンタクトフォーム。作者は日本の方で、あらゆる言語にローカライズされている。
任意の場所にページ送りを付加できる定番プラグイン。
ユーザ用のサイトマップを自動生成してくれる。
SNSサイトにシェアされたときに効果を発揮するOGタグを自動的にhead内に追加。
あらゆるソーシャルボタンを各ページに追加。同じようなソーシャルボタン追加プラグインは沢山あるけど、これは特にシンプルでお手軽です。
ガラケー用のページを吐き出してくれる。振り分けも自動的に行われる上、専用テンプレートのカスタマイズ性はとても高い。
黄金の国ジパングという処では重宝されるらしい。
こちらはスマートフォン用のページを吐き出すプラグイン。今後は使う場面が更に増えていきそう。
WPもウィルスに感染します。WordPressの健康状態をチェックするこちらのプラグインで定期検診を。
WPのセキュリティを高めるオプションを提供。
DBのバックアップ・リストアを管理画面から行える。もしサーバトラブルが起きても、DBのバックアップがあれば安心。
SEO向けの様々な設定を行う超有名プラグイン。ページごとのキーワードの自動生成など。
googleに登録するsitemapを自動生成。サイトの構成が変われば自動的に再出力してくれるのがありがたい。
WPの管理画面からAnalyticsのデータを閲覧可能。
最近はAnalyticsを入れないサイトの方が珍しいので、こういったプラグインの出番も多いはず。
統計と言うよりリアルタイムでユーザの出入りを確認するのに役立つ解析ツール。
検索botの動きも細かく記録してくれるので、どのようにbotがサイト内を潜っているかまで調べることができる。
ページ内検索の解析ができる。
本当に星の数ほどのプラグインが存在するWordPress。プラグイン検索で探そうと思ってもなかなかお目当ての機能に辿り着けないことがよくあるけれど、玉石混交のプラグイン界を手探りで歩くのもまた一興です。
WordPressについては別の機会にカスタマイズやプラグイン特集上級編もご紹介してみたいと思っています。