今回は、最近ニュースなどで話題になっている「高額療養費制度」について、私自身の実体験をもとにお話しします。
昨年、私は手術と入院を経験し、その際にこの制度を利用しました。高額な医療費の負担を軽減でき、とても助けられた制度の一つです。
今年8月に予定されていた引き上げは見送りとなったため、本稿では2025年4月時点の制度内容をもとにご紹介します。
高額療養費制度とは、1か月の医療費が一定額を超えた場合に、超過分が払い戻される公的な制度です。
以下のように、所得に応じて負担上限が決められています。
※70歳以上は別の基準が適用されます。
➢ 限度額適用認定証の申請方法は、加入している健康保険によって異なる
➢ 郵送か窓口でのみの申請となるところもあり、交付まで時間がかかる場合がある
➢ 申請期限は、診療を受けた月の翌月の初日から2年間。期限を過ぎると申請不可
➢ 申請から振込まで3か月程度かかることが多い
➢ マイナンバーカードを健康保険証として登録する必要がある
(登録方法は、厚生労働省のマイナンバーカードの健康保険証利用方法に記載されています)
➢ マイナンバーカードが有効期限切れの場合、マイナ保険証も使用できなくなるため、期限を確認すること
➢ 一部の医療機関では未導入の場合があるため、事前にマイナ保険証対応か確認すること
生成AIで画像生成「高額医療請求に驚くブタ」※なぜブタなのかは単に私がブタ好きだからです。
この制度を利用することで、高額な医療費の負担を大幅に軽減できるので、大きな治療や入院の際には非常に心強い制度です。
私の場合、マイナ保険証を利用していたため、事前申請不要で、入院手続きの際にマイナンバーカードを提示するだけで自己負担限度額が適用され、退院時の支払いも自己負担額のみで済みました。ただし、マイナ保険証を利用せず、限度額適用認定証を使用していない場合は、退院時に一旦全額支払う必要があるためお気をつけください。
私の実際にかかった医療費についてお伝えすると、1か月分だけで2,367,990円になります。3割負担として考えても710,397円なので、高いですよね......。
高額な医療費がかかる出来事は、金銭的だけでなく精神的にもつらいので本当に助かりました。
入院中の食事「退院したらラーメンを食べるという目標をもってたころ」
最後に、会社の協力があってこそ乗り越えられたので、MONSTERたちへの感謝のことばをポエマーMINとして綴っておきます。
「もう社会復帰できないかも」...何度もそんなことを考えてしまいましたー。弱っているときって、ネガティブな思考ばかり浮かぶものですね。笑
でも、こうして復帰できて、今ブログを書けていることがとても幸せです。帰る場所があったからこそ、地獄のようなリハビリを乗り越えられました!
入院中、何度も励ましのメッセージを送ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの支えがなければ、ここまで頑張れなかったと思いますー!!
こんな素晴らしい仲間に恵まれ、本当に感謝しかありません。
これからも皆さんがよりよいモノづくりをできるように、安定したコーポレート室として着実な業務遂行を目指します!