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ド素人がバイギャザでサーキットデビューしてみた!

Posted by namio.araki
ド素人がバイギャザでサーキットデビューしてみた!

今年の夏はダンゴムシが多いですね。ARKです。
先月になってしまいますが、MEDIAプロダクション事業部のモーターサイクルメディア『RIDE HI 』イベント、バイギャザ(BIKE GATHERING.005) に半日ですが参加させてもらいましたので、知人に誘われたけどサーキットって敷居高くない?初めてでも参加できるの?など、少しでも不安を持っている人の解消になればと思い、ド素人の僕が実際に体験したことをレポートさせてもらいます。

バイギャザ(BIKE GATHERING)とは?

210816_ark_bg_01.jpg ―― サーキットを走る楽しさを気軽に体感でき、スポーツ走行に慣れ親しむ機会として、RIDE HIでは『バイクギャザリング』を継続的に開催していく。

―― RIDE HIが実施する、サーキット走行型ファンイベントのこと。クラス分けされたサーキット走行を楽しめるほか、RIDE HIならではの先導ライダーたちによる、ライディング走行が可能。

などと、紹介されています。『バイクギャザリング』という単語を知らなかった僕ですが、『RIDE HI』が行うサーキット走行会イベントの名称を『バイクギャザリング』というんですね。今回は、袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開催されました。

当日の流れ

  • 6:30 ゲートオープン
  • 8:00-8:35 受付時間
  • 8:45-9:45 ブリーフィング
  • 10:00~12:00 慣熟走行
  • 12:00~16:00 フリー走行
  • 13:00〜16:00 試乗会

※僕が体験したバイギャザ005の場合の流れなので、回によって変わると思いますので実際の参加される方は案内をご確認ください。

ド素人のスペック

装備

  • フルフェイス:借り物
  • レーシングスーツ:借り物、初めて袖を通す
  • レーシングブーツ:借り物、初めて履く
  • ライディンググローブ:借り物、初めてつける
  • 運転するバイク:借り物

持っていない人でもウエアメーカーのレンタルサービスがありますはじめてのサーキット走行【服装編】

バイクレベル

  • 750ccの40年以上前のバイクを1台所有
  • 乗るのは月に1,2回(バッテリーがあがらないように近所をうろつくのが主)
  • サーキット走行はもちろん初めて(富士スピードウェイでのママチャリ日本GPは出場経験あり)

バイギャザレポート

袖ケ浦フォレスト・レースウェイに向かう

僕はMSTのクルマに便乗させてもらって向かったのですが、近づくにつれバイクの数が増えていく!みなさんちゃんとしたレーシングスーツでバイクも速そう。本格的な装備やバイクの人を見ると否が応でも緊張してきますよね。 そして到着、見ているだけで気持ちがいい。 210816_ark_bg_02.jpg

ブリーフィング

210816_ark_bg_03.jpg 僕はスタッフ参加なので、受付はしていないのですが、受付ではちゃんと検温等コロナ対策もバッチリ、それが終わるとコントロールタワーで「ブリーフィング」があります。 「ブリーフィング参加しておきなよ。」と言われたものの「ブリーフィング」って何? 要はコントロールタワーで行われる説明会で、スケジュールだったり走行前の注意事項や質疑応答などがありました。開会式のような挨拶もあったりしますが雰囲気はネモケンの人柄からかさながらフランクな教習所に入り込んだみたい。協賛しているメーカーの人やバイクショップの人なども気軽に話しかけれそうな雰囲気で、和気あいあいとしてて、常連さん同士の身内ネタが出る場面も多少ありましたが、やり取りを見ているだけで面白い。

Dクラス:サーキット走行がはじめての方

ド素人の僕はもちろんDクラスで参加。B,Cクラスは満員御礼とのこと。コースの入り方などの一通りの説明も終わり、最後にDクラスだけ残り改めて初歩的な説明を受ける。
「サーキット走行初めての人?」という質問に意外にも挙手が多い。A-Dのクラス分けだけでなく、さらに心配な人とかにはビブスも用意してくれているのでさらに安心。 僕は残念ながら?スタッフ参加につきスタッフビブスを。スタッフというだけでハードルはあがる。(個人の感想)
はじめてのバイクギャザリング【クラス分け編】

ついにサーキットデビュー

210816_ark_bg_04.jpg ブリーフィングで「23番からコースへ入ってください。」と言われたけど僕は何の番号だろうな。と思って見てみると、コーンや誘導の人がいる場所の壁にちゃんと番号が書いてある。

慣熟走行

慣熟走行では、先導ライダーについて1列で走行する。コースに入るときは手を挙げてなど前の人を真似ればいいので迷うことはない。先導ライダーっててっきり1人だけかと思ったけど、先導ライダーが何人もいて等間隔に入ってもらえるのでお手本が見えるのはありがたい。

コースに出てみてまずびっくりしたのが、コースがまったいらなこと。当たり前なのだろうけど、一般道路を走っているとアスファルトの段差だったり砂利だったり滑ったりハンドルがぶれたりするのを前提で運転するけどそれがまずない。本当に地面いに吸い付くような感動体験!速度がそんなに出ているわけじゃないのに不思議な感覚。

210816_ark_bg_05.jpg 走行を終えるとDクラスでは先導ライダーからのアドバイスや質問タイム。まずはスピードよりもコース取りを学ぶということで、コース取りの際にマークすべき路面の汚れだったり、水たまり跡だったりのポイントを教えてくれる。前の人しか見る余裕なかったけどなるほど、そういうところを意識して走るのかと、普段何も考えずに走っているだけに考えさせられる。周回ごとにペースアップはするんだけど、スピードというよりは綺麗に曲がる、つながりを考えるので頭はいっぱいでスピードに対する意識はなかったな。

フリー走行

210816_ark_bg_06.jpg フリー走行になるとDクラスの中でも、自由に走る人と先導車について走る人に分かれることができる。先導車について走る人はピット側に並ぶ。人数的にはピット側のほうが多かった気がする。よくみると大型バイクだけでなく400ccで参加している人もいるし、本当にさまざまな人が参加してますね。

同じDクラスでも速い人もいればゆっくりな人もいるし、本当に垣根がないので初心者にはうってつけな気がする。他のイベント知らないけど。笑
並んでいるときもお互いに声かけあったり、走っていても譲り合ったりと、参加している人のマナー意識もめちゃ高い。外見が怖そうな人がめちゃ優しかったり、バイク乗りあるあるですかね。

最後の先導ライダーのすぐ後ろを走れたので、先導ライダーをトレーシングして走るだけで自分がめちゃ上手くなった気分に。最高の気分で気持ちよく半日終了。

最後に

参加してみて

普段のゆっくりとダラダラと振動や景色を感じながら走るのとは大違いで、対向車や路面を気にすることなくコース取りだったりリズムだったりと走ることだけに集中できる環境って初めての経験だったけど面白い!ランナーとアスリートの違いみたいなものですかね。全然違うモノ。 走りに集中できるぶん、脳みそを使うので1本1本が難しいし疲れるけど、こんな気軽にプロの世界を垣間見える経験ができてよかった。(おこがましい?) また遊びに行かせてもらいたい。 210816_ark_bg_07.jpg

最後の最後に

ネモケンを筆頭にスタッフの皆様、お邪魔して迷惑かけたとこもあったでしょうがありがとうございました。あと僕がもろもろ借りてしまってチャリンコ乗るしかなかったMSTにも感謝。 210816_ark_bg_08.jpg

こんなド素人の僕でも十二分に楽しめたし、普段できないような経験を気軽に体験できるので、迷っているヒトのハードルが少し下がることを祈って。 次回は、BIKE GATHERING.006 2021/09/11 がありますので気になる人は是非参加してみてください。

それでもまだサーキットを走るのは不安という人、走りを上達させたい人に向けて、YouTubeで大人気の企画、ネモケンのライドレクチャーを直接手ほどきが受けられるRIDE LECTURE Rd.02 も同時開催予定です!
この(RIDE LECTURE #013-#015 )レッスンを直接受けられます。

※参考

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