2018年4月1日よりMONSTER DIVEのロゴをリニューアルしましたー!
と共に、9年前に制作したウェブサイトも一新、気持ちも新たに10年目を迎えることとなりました。
10年...
なんという重さでしょうか。
起業して10年の会社の生存率は、6.3%とも言われています。
そんな中、こうしてやっていけているのはひとえにみなさまのおかげです。ありがとうございます。
今回は、4月1日にロゴリニューアルにいたった道のりと、このプロジェクトに込めたプロジェクトメンバーの思いをお話しさせていただきたいと思います。
実は今回のプロジェクト、上層部が旗振りをしたのではなく、ミドル層からの提案で始まりました。
プロジェクトリーダーのFJW氏は入社6年目。
役員に今回のプロジェクトをプレゼンした時の思いを、こう振り返ります。
Comment by Yoshifumi Fujiwara
受託制作はクライアントの想いを、ボクたちがウェブと映像で形にします。
通常の受託制作のきっかけとゴールは、クライアントの想いです。
通常の受託制作と違う形で、プロジェクトのきっかけとゴールをボクたちの想いにしてみたいと思ったのが、このプロジェクトスタートのきっかけでした。
「今のMONSTER DIVEをどう想い、これからのMONSTER DIVEをどう想いたいか。」
その想いを体現するためには、経営層からの指示ではなく、現場でクライアントワークをしているボクたち中間層(ミドル層)が発信していかなくてはいけません。
そうすることで、指示で作るものより、結果として良いクリエイティブを発揮できる、
メンバー的にも満足度も高いプロジェクトになる、そう考えてプロジェクトを始動しました。
そんな思いで始まった、プロジェクトに集められたメンバーは7人。
皆、もちろん通常業務をしながらのプロジェクト進行です。
振り返ると、ままならない気持ちになったこともありました。
MONSTER DIVEではこれまで、
よいモノづくり=Make Good Things
を掲げて突っ走ってきました。
現状に満足せず、要求通りにこなすのではなく、一歩先行く、提案をする。そして、モノをつくる。
ただそれも、この早い時代の中ではまだまだ満足とは言えません。
まずプロジェクトメンバーが集まり最初に考えたことは、MONSTER DIVEを表現する上でのニュースローガン。
メンバー各自がMONSTER DIVEをあらわすキーワードを列挙しました。
誰?? 「ブラック」って言ったヒト??(笑)
みんなの想うことは様々で、想うことは同じだったとしても具体的なキーワードとしてあげると、こうも違うものかと。。
ひとまず、あげられたキーワードの共通項を3つにまとめてみました。
3つって、多いよ。。 一言でいうニュースローガンが欲しい。
あーでもない、こーでもない、なんかしっくりこない、悩むこと数ヶ月...
ようやく、決定したスローガンが、
制作する全てのプロダクトに職人魂を込めて、突っ走っていきたい、
それが、プロジェクトの最初に決まったことでした。
とはいえ、ロゴ=会社の顔です。
そんなにすんなり決まるわけではありません。
社員の数が増えてきたら、なおのことです。
プロジェクトをキックオフしたのが約1年前の2017年5月。
ロゴ決定が10月。ロゴの確定まで5ヶ月の期間を要しました。
Comment by Mio Satoh
『MONSTER DIVEってどんな会社だろう?』から始まり、皆で数多のデザイン案を作ってはゴミ箱に投げ、時には殴り合いながら、本気の『産みの苦しみ』を経て完成したロゴです。
なぜこの形で、この色なのか?
具体的にどこに、どういう想いを込めてロゴとなったか。
MONSTER DIVEのニュースリリースにて解説しています。
ロゴをリニューアルする! ということをもちろん、軽く考えていたわけではありません。しかし、ロゴを変えることにより生じる変更は多岐に渡りました。
正直、ロゴが決まってからの方が大変だったかもしれません。
プロジェクトメンバー全員が年度末ギリギリまで最後の調整・制作に追われました。(このブログを書いているこの瞬間も。)
そうして出来上がったのがこちら。
Comment by Mio Satoh
ウェブ上では分かりづらいですが、裏面の真ん中のロゴにポコッとニス加工を施しています。名刺は手に取るものだから、触った感触でちょっとした驚き、引っかかりを作りたかったのです。
ちなみに氏名や連絡先等の文字情報は表面に集約しているので、最近のスタンダードである名刺アプリでのスキャンもバッチリです。
Comment by Masatoshi Suginaka
今回ロゴの刷新にあたってドキュメントとしての会社概要も コーポレートサイトと体裁を合わせながらリニューアルしました。
デザインだけではなく、より見やすく且つインパクトを残す。
というのと、 手渡しをした会社概要は一人歩きしていく事を想定し、 例えば別の事業部の方が見たときにMONSTER DIVEが印象に残る、 依頼をしてみたくなるものとなればという思いでリニューアルしました。
Comment by Yuji Ushida
ロゴが一新したことで、ステッカーも作成となりました。
使い勝手の良さを考えて、様々なサイズのステッカーを作成しました。
オリジナルステッカー、貼るのが楽しみですね。
ついでに、MONSTER STUDIOロゴもプチリニューアルしています。
Comment by Mio Satoh
地味な役割の『封筒』にも我々らしいクリエイティブを!といろいろ企画しましたが、私の見込みの甘さでてんやわんやの進行になってしまいました。最終的にはすっきりした中にもちょっとしたアクセントのあるMDらしいデザインに落ち着きました。
Comment by Mizuko Takizawa
ファイル? ボールペン?? そんな普通なものじゃありません。
これで牙を研いでください。
MONSTER DIVE 新コーポレートTOP
従来のものを継承しつつ、新しいMDを打ち出すためのデザインや動きはクリエイターたちのこだわりがつまったものとなりました。
Comment by Satoshi Ohki
今回は動きに色々なイージングを付けることで強弱のある動きを表現出来ました。
特にこだわった所はPROJECT部分です。
見た人に「おっ」と思われるようなインパクトのあるものが作れたのではないかと思います。
今回のプロジェクト、コアメンバー(役員)はどう感じていたのでしょうか。
プロジェクトのミーティングでは、ミドル層のプレゼンに対し、「期待以上のものが出てきていない」と、コアから厳しい言葉が飛ぶことも度々ありました。
コアに対するプレゼンの日は、チームにただならぬ緊張感が漂っていました。
実は、このプロジェクトが始動した直後、コアからこんな話を聞きました。
「プロジェクトについて熱く話をする社員を見て、涙をこらえるのに必死だった」
ちょっと照れくさそうに、冗談混じりで話されていました。
でも、自分が10年育ててきた「会社」を、次の世代が先につなげようとする姿に、グッときたのは間違いないでしょう。
約1年間のロゴリニューアルプロジェクトを振り返って、どうでしたか?
Comment by Yoshifumi Fujiwara
螺旋骨折をしたり、肺炎にかかったりと、仕事よりほぼ病院にいたんじゃないかという1年でしたが、 どうにかこうにか、満足のいくクオエイティで、形として残せるものができた。この経験ができたのは嬉しいですね。
また、ボクは基本的に何もできないということがよーくわかったので、より一層、他のミドル層メンバーにぶら下がって生きていこうと思います。
Comment by Ryusuke Suzuki
制作物が二転三転して、一時はどうなると思いましたが
無事カタチになって日の目を見られてよかったと思います。
Comment by Mio Satoh
正直、もう無理なんじゃないかと何度か思うくらい難航したプロジェクトでした。一時期は本当に座礁しかけてました。
無事完遂できたのは、何だかんだでこのメンバーだったからというのが大きいかもしれない。忙しくなればなるほどSlackの会話内容がカオスになる、いいチームでした。
Comment by Masatoshi Suginaka
チームって何かね!(●の国から)
ということを改めて考えさせられました。
「今後のMONSTER DIVE」というのは表面上のロゴやWEBサイトリニューアルというのは一つのゴールであって、 道を作っていくチームビルディングが今回のテーマなんだなと改めて感じました。
それぞれ案件を抱えつつ、ここまで辿り着いたこと、みなさんありがとうございました!!
今後もより良い MONSTER DIVE を作っていきましょー!
Comment by Yuji Ushida
ロゴからサイトリニューアルまで、様々な媒体を作成しました。
デザイナーとしては、自分たちの会社だからこそ、想いが強すぎて難しかった気がします。
色々盛り込みたくて、引き算ができない辛さを味わいつつ、楽しみながら作成できたプロジェクトでした。
10年後も色褪せないデザインができたはず!
Comment by Mizuko Takizawa
大変なこともありましたがリリースできてよかった、と同時にこれからまたいろいろ始まっていくのだろうなと思っています。
個人的にはいつもの業務とは違うことができて楽しかったです。
Comment by Satoshi Ohki
多々、反省点はありますが、自分達から提案したものが形になって凄く良かったと思います。
非常に貴重な経験をさせてもらったので、この経験を業務に生かしていきたいと思います。
Comment by Yuri Shiomi
私はメンバーでありながらあまり関われなかったのですが、メンバーを見ていて、静かに、しかしハッキリと主張する人たちの集まりだなと思いました。
だからこそ、ここまでこれたのだとも思います。この思いが、さらに先へ、続いていきますように。
というわけで2018年4月1日、無事にロゴリニューアル、サイトリニューアルの日を迎えることができました。
きょうは記念すべき日です。
MONSTER DIVEの歴史に残る日です。
ただ、この現状に満足せず、まだまだこれからも、前へ。
前のめりになりながら、前へ。
進むことを誓います。
2018年4月1日 大安吉日