ここ数ヶ月間、定期的に、Macが固まる。
本当によく固まる。
業務に支障をきたすレベルで固まる

その都度、イライラしながらも再起動を繰り返していた。

空き時間ができるたびに、Googles先生に聞いていたが、それっぽい原因が見当たらない。

昨年末までは、特にトラブルもなかったので、
「Catalina（MacOS10.15）にアップデートしたせいか？」
などを考えたが、だったら、世の中のMacユーザーがもっと騒いでるはず。　　
まぁ、ある一定値で、固まるユーザーがいるのは、昔から。
でも、こんなに頻発していたら、騒ぎにならないはずはない。

ということで、特定の環境のユーザーにだけ発生しているようだ。

Bluetoothイヤホンマイクと接続しようとすると固まるので、Bluetooth関連が原因だと思い、
BluetoothをOFFってみるも、また、数時間後にフリーズ。

Wi-Fiが原因かと思い、Wi-FiをOFFにして、有線LAN接続にするも、変わらずフリーズ。

どこぞの記事で、CPUのTurbo Boostが原因だということで、『Turbo Boost Switcher Pro』を買って、
Turbo BoostをOFFってみる。
「お！調子いいぞ！」と思ったが、やはり数日後には同様に固まった。

社内を見渡してみると、同様に固まるという声がチラホラ。
では、当社だけの問題？？？
ウチは、そんな特殊なソフトは特に使ってないぞ？

特定の作業をしているときに固まる感じもないので、バッググラウンドで動いている系のものが怪しい。。。
業務中、ちょっと席を外して、戻ってきたら固まっていることも。

もしかしたら、AntiVirus系か？と思い、
当社指定のアンチウイルスソフト「ESET Endpoint AntiVirus」を最新ver.にアップデートじゃなくて、クリーンインストールしてみる。

が、一向に状況は変わらない。

ついに原因が!?

あるとき、Google Driveのファイルストリーム上のExcelファイルを触っているときに、やたら固まることに気が付く。

もしかして、Google ドライブ ファイル ストリームが？　いや、そんなはずはない。世界中にこれを使っているユーザーがいる。
さらに「Google ドライブ ファイル ストリーム」のアプリケーションは、業務上、必要不可欠。
ブラウザベースでは話にならない。

ただ、最近、Googleドライブ関連のアップデートがやたら多いのが気になる。。。

などなどの経緯から、たどり着いた結論は、ESETがクラウド上のファイルを検査にしているときに、フリーズしていると思われる。

まだ100%の確証はないが、「Googleドライブファイルストリーム」と「ESET Endpoint AntiVirus」の組み合わせと設定があやしい。

対策してみる

以上のことから、「Google ドライブ ファイル ストリーム」と「ESET Endpoint AntiVirus」もアンインストールすることは業務上、不可。

そこで、ESETのスキャン対象から、Googleドライブを外すことにした。
（以前、TimeCapsuleが検査対象になっていたせいで、動作がゲキオモになっていたので除外していた。その設定方法とほぼ同じ）

まず、画面上部のメニューバーから、ESETの設定画面を開く

次に、左のメニューから「設定」を選び、画面下部の「詳細設定を表示する...」をクリック。

左上の「一般」を選択。

除外の右の「設定」ボタンをクリック。

ファイルシステムから、Google Driveを選択。
（以下の画像ではTimeMachineのBackupVolumeも選ばれているが、こちらはBackup中の一時保管ボリュームなので、除外しておく。これを選択していると、Time Machine動作時の操作が重くなる。）

画面上部のタブより「Webとメール」を選び、「除外を表示」のプルダウンから「アプリケーション」を選択。
左下の「＋」から「Google ドライブ ファイル ストリーム」を選ぶ。
（同様に、クラウドのファイル保存ということで、念のため、Dropboxも選んでおいた）

以上で、設定完了。
念のため、OSの再起動をおこなう。

追伸

ちなみに、上記の設定後、数日間、フリーズする症状は発生していない。
もし、また頻発するようだったら、本記事、削除します。涙

さらに、この症状が、ESET以外のメーカーのAntiVirus系ソフトウェアでも発生しているかどうかは不明ですが、もし同様の症状の方がいらっしゃったら、ぜひお試しください。（もちろん、なんの保証もしないので、自己責任にて。）