こんにちは。映像・スタジオ事業部ディレクターのyuriです。
今回は、先日行われたシークレットイベントの配信について書きます!
というのも、最近よく聞かれるんです。
「MONSTER STUDIO西麻布以外での配信も可能ですか?」
もちろん、可能です。
むしろ、うちのスタジオ以外から配信することの方が多いくらいです。
こんな風に機材積み込んでワッショーイ!って行くんです。
というわけで、今回はシークレットライブ配信のウラ側を、ちょこっとだけ見せちゃいます!
いつもお世話になっているGYAOさんからお仕事の発注を受けたのは、イベントの約1カ月前のことでした。
何はともあれ、現地の下見へ...すると、
「な、何もない!!」
ビックサイトとか幕張メッセといったイベント会場やホールで配信することは多々あるのですが、こういう何もない場所での配信は、そんなに多くはありません。
これはなかなか厄介な事になるなぁ~と思いながら、早速、土地の管理者に連絡!
インターネット回線の有無を確認したところ...
確かに、言われた場所からインターネット回線を引くとなると、直線距離で約700メートル! トラックがバンバン通る交差点を通らなくてはならない状況です!
関係各所に許可とって...と、考えただけでもハード!
とはいえ!
ここは東京。場所もそんなにへんぴな場所ではありません!
一縷の望みを抱きつつ、いつもお世話になっているNTTの担当者Kさんに電話。
ということで、Kさんにもろもろ依頼して待つ事しばし...
ピピピピ...
NTTさんにお願いして回線を引く場合、「事前調査→本工事」というのが一般的な流れです。
どういう場所で、どういうルートで回線をひいたらいいか、というのをまず確認するのが事前調査。
その後に本工事となります。
ただ、やっかいなのが日程調整。
「じゃー明日お願いします!」なんてのはもちろん無理で、NTTから調査に来る人と、調査場所の調整に時間がかかります。
ということで関係各所の日程調整を経て、いざ、事前調査へ!
あっつい!!!
ありがたいことにめちゃくちゃいいお天気の中、現地へ。
すでに工事の担当の方が待っていらっしゃいました。
ここで一つ注釈を。
インターネット回線がなくても配信をする方法はあります。
ただ、途切れてしまう可能性があるなど、リスクが高いのでMDでは、確実なインターネット回線を用意して、配信に挑みます。
個人で配信をするような場合なら、Wi-Fiでももちろんいいと思いますが、MDで行っているのは、今回のような大きなイベントの配信だったり、企業の大切なプレゼンだったりします。
つまり、失敗が許されない状況なので、確実なインターネット回線は必須なのです。
というわけで、結論を申し上げますと...
イベントを行う会場のすぐ近くに...な~んだあるじゃないですか!!!
詳しく場所は言えないのですが、配信基地までの距離、わずか15メートル!
ほっと胸を撫で下ろし、配信チームのみなさんにご報告。
本工事までは油断できないとはいえ、ま、ひとまずはよかった!
ここ最近ずーっと、ずーっとお天気だったのに、なぜか本工事の日だけ、雨。
それでも工事担当の方は文句ひとつ言いません。
(もちろん、私も言いません!)
手慣れた手つきで光ケーブルをひいていきます。
ものの30分くらいで本工事終了!
念のために、私も速度を測って...。と、
バッチリ!!!!
これで本当に一安心! あとは本番待つのみです!!
ここ最近ずーっと、ずーっと雨だったのに、本番はなんと、超快晴!
うだる暑さとはこのことです。
朝も早くからお客さんが会場周辺に集まっています。
ちなみに、私たちの配信基地はハイエースだったのですが、冷房ガンガンにしても、暑い!!!
遮光しても、暑い!!!
ということで汗はダラダラかきましたが、配信の方は無事に終了しました。
きのうの本番はあんなに天気がよかったのに、撤去の日はまた、雨。
もちろん、工事担当の方は文句ひとつ言いません。
(もちろん、私も言いません!)
さくさくっと、撤去完了!
工事担当の人も、事務所からイベントが見えていたそうで、楽しんでくれていたようです♪
ということで、長々と書きましたが、
インターネット配信の基本はインターネット回線をひくことから始まります。
と、言いながら実は、最近はインターネット回線がない場所でも「TVU」という機材を使えば配信できます!
MDでも最近よ〜くよく使用しています。
移動する車の中とかからも配信ができる、優れものなんです。
こちらについてはまたいつかご紹介しますね。ということで、明日もまた、新たな場所から配信です!
行って来まーす♪