皆さんこんにちは。
LIVEチームアシスタントのSKRです。
もうすぐ4月になるということで、早いもので入社してから1年が経とうとしています、この一年は本当にあっという間でした。。
1年前のわたしは「そもそも配信の現場とは、、、」という状態から始まりました。
学生時代にアルバイトで撮影配信の現場に入らせていただいていたものの、フロアのアシスタントとして入ることがほとんどだったため、副調整室の様子や実際に配信をしている部分を、実は見たことがなかったのです。
そんな状態から始まりましたが、今では配信管理という部分を担当させていただけるまでになりました。
この1年間、私が経験してきた配信の現場は実際どのようなものなのか、また、1年前の私と同じように「そもそも配信の現場とは、、」という方々に少しでもお伝えできればと思います!
それでは早速、本番日の流れを時系列に沿って説明していきます!
(写真は様々な現場で撮ったものを抜粋しているため、統一感はありませんが、ご容赦ください)
設営では、各担当に分かれ、機材準備を進めていきます。
私は配信管理を担当することが多いため、配信用エンコーダーのセッティングをよく行います。
配信用エンコーダー1台のみをセッティングする場合もあれば、多いときには約10台セッティングするなんてこともあります。
配信するプラットフォームの数により、配信用エンコーダーの数も左右されますのでその時々に合わせてセッティングをしています。
また、スタジオ内では演者の方々の目線になってどこにモニターが置いてあると見やすいのか、セミナー配信の場合だとスライドを使って講演されることが多く、その際に「発表者ツール」を使用されることが多いので、どの位置に発表者ツールを表示するモニターを置いたらカメラから視線が離れないか、なども調整しながら、セッティングしています。
テクニカルリハーサル(テクリハ)では技術チームのみで進行の確認を行います。
実際に演者さんを交えて行うリハーサルの前に一連の流れを確認、どういった場面でどのテロップを出すのか・どの様な画を見せたいのかなど台本に沿って確認をします。テクリハを行うことで、スタッフ内のイメージ共有の時間にもなります。
また、演者の方がリモートで出演をされるということも多くあります。そのような時は、実際にスタジオの音声、映像がクリアに見えているかなど、テクリハの段階で事前に写真のような接続確認も行っています。
リハーサルでは、先ほどのテクニカルリハーサルの内容を踏まえて演者さんを交えた進行確認を行います。
進行確認はもちろんですが、台本上の文言の発音の仕方、画角やテロップなどといった細かい部分の調整も行い本番に備えます。
さらに、視聴者の方々により良いものをお届けしたいので、本番直前まで調整を行い、ヒヤヒヤするなんてこともありますが、本番を無事に終えた時の達成感や、視聴者の方からのコメントなどを見ると、直前までやった甲斐があった、、!と思うことがあります!
それでは本番です。
私は配信管理を担当することが多いので、本番中は視聴者の方々と同じ環境で配信を見て、問題なく配信を視聴することができているのか監視をしています。
また、以下の写真はファイル配信のときの様子です。
うしろにたくさんの漫画が並んでおりますが、漫画喫茶ではありません!!
弊社自慢の漫画ラインナップが見守るなか、しっかりと配信をしている最中になります!
このように、生配信以外にも、事前に収録した映像を編集して後日ファイル配信を行う、なんてこともしています。
この日は1日に配信を行うファイル数が多く、メンバー内で間違いがないようにダブルチェック(この日はトリプルチェック)をして配信を行っていました。
このダブルチェックは、普段の配信でも行っており、配信を行う上でのフローとしても欠かせないものとなっています。
このダブルチェックを行うことで、安定した配信ができるという部分にも繋がってくると思います。
本番終了後の撤収はテキパキと行いつつ、本番の振り返りとしてここが良かった・ここはこうしたらもっと良くなったのではないか、などといった声がよく飛び交っています。その一方で「最近はこんなアニメにハマってる」、「次こんな機材が出るらしいよ」など色々な情報が飛び交う場でもあるので、私にとっては勉強になる時間でもあります!
このように一部にはなりますが、どのような感じで配信をやっているのかイメージできましたでしょうか?
少しでも参考になれれば幸いです!
引き続き2年目も、配信をご覧になっている方々に、より良いものをお届けできるように、頑張りたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。