SPAJAM2015(スマートフォンアプリジャム2015)とは、
「スマートフォンアプリのネクストクリエイターを対象とした国内最高峰を目指す競技会」(公式サイトより)のことで、アイデア・実装力・プレゼン力・テーマ性(お題に沿ってるか)を競い2日間でアプリを作るハッカソンです。
昔セミナーを通じて知り合った仲間(実は毎月テニスをして呑んだくれているだけ)に誘われ先月東京A予選に参加してきましたので、その体験レポートをダラダラ書いてみたいと思います。
チームメンバーとしては、発起人ルーフスープの徳久さん、ワンフットシーバスの正吾さん、シクミクルのイケメン小竹さん、DMM.comラボの尾花さんと僕という5人編成。
最初は、「今月テニスコートが取れなかったんで、(テニスのかわりに)ハッカソンに参加してみーひん?」という、集まって呑むためのネタのノリ。
お互いWeb業界で生きているのは知っているものの、各スキルは当日まで不明、しかも全員ハッカソン初参戦。w
しかし実際始まってみると、デザイナー1名、バックエンド2人、フロントエンド2人という奇跡の編成!
ドワンゴ本社の会場に入ると、チームメンバーをばらして着席との指示。
アイディアソンは、個別に違うチームとの交流も兼ねて行われるらしい。
アイディアソン自体も初めての経験だったのですが企画出しのやり方などにもつながるいい勉強になりました。
基本は「Praise First:まず褒める。よいところに目を向ける」。
仕事となるとついあら探しをしてしまいがちですが、これがないとアイディアって広がらないですよね。当たり前が意外と難しい。
アイディアソンで2番目に票を集めたのは対面のプロデューサーの方で、アイディア自体は僕と話して広がったアイディアだったので同じようなアイディアを僕も書いたはずが倍ぐらいの票。
アイディアを文章で説明するのって難しい!
普段は社内プロデューサーチームにお任せっきりな部分なので、アイディアと伝える力の大変さ凄さがわかります。
ちなみにディスカッションの際に、外国の方とマンツーになり英語の話せなかった僕が大苦戦したのは内緒です。w
せっかくアイディアソンを経験できたので、社内にもシェアということで、社内勉強会のCreatorsLabでもプロデューサーチームを巻き込んで開催してみましたので、また後日このBlogで実際の内容は紹介されると思います。
忘れてましたが、今回のテーマは「母親に感謝したくなるアプリ」でした。
正直難問です...
アイディアソン後、つにチーム別に分かれてからまずは開発するアプリのアイディア出し。
もちろん東銀座ということで、贅沢に海鮮丼を食いながら企画会議です。
やっぱりアイディア出しは会議室にこもっていてもいいものは出てこない!!
アイディア出しのあとはアイディアを煮詰め(ペルソナやテーマなど)、世界観を考え、アプリ/API設計へと実装段階に入っていきます。
本来「ハッカソン = ハック + マラソン」のはずなのですが、会場の都合(電気設備点検)で1日目は解散!w
もちろん事前に通達はあったので、ドミトリーのような6人部屋のホテルへこもって開発開発!
寝る気満々で寝間着なども持って行ったにも関わらず、結局睡眠時間30分もなし!
やはり開発は時間との勝負です。
途中割愛しますが気合い入れて何とか間に合いプレゼンまで終了!
他のチームの話を聞いていてもやはりどこも同じような雰囲気。
やはりこだわりだすとみんな寝れないクリエイティブ魂。w
そして結果は、何とありがたいことに見事最優秀賞を頂きました!!
詳しくは、SPAJAM2015の結果発表ページで紹介されていたり、各メディアでも掲載されましたので、そちらを見てもらえると嬉しいですが全国への道が拓けました!
今回僕はアプリ開発のフロントエンドを担当していましたが、普段の社内チームとは違う刺激を受けフラフラになりながらもプログラミングをし、めちゃめちゃ疲れましたがとても勉強になりました。
設計、ディレクション、舵取りの難しさと大切さ。チームだからこその相乗効果。
自分の実力が意外に通じたところや、逆に通じなかったところ。
いくつかの幸運が重なっての最高の結果でしたが、結果が直接見えるというのも仕事と違い新鮮でした。
僕は食わず嫌いでしたが、プロデューサー・ディレクターの方にはアイディアソンだけの大会もありますし、
クリエイティブに関わっているヒトには是非武者修行として参加をオススメします。
次は本選、全国大会でも楽しんできたいと思います。
全国の次は世界大会もあるようですが、各ブロックの本選出場者はそれこそアプリ専門の強者揃い。
いろんなヒトと話し刺激を吸収してきたいですね。
Webサイト制作や映像・配信事業が目立つ弊社ですがアプリ開発もやっているんです!
最後の最後に営業でした。w