ライブストリーミング配信・中継の現場で、常に大活躍の『Tricaster 8000 / 860 / mini』だが、
Tricaster Advanced Editionというソフトウェアアップグレードが発表されたので、早速、購入してみた!
Tricaster Advanced Editionを入れたのは、Tricaster 860。
60以上もの機能が追加されたわけですが、ここでは気になった機能、現場で助かりそうなものを中心にレポートしていこうと思います!
ちなみに大前提として、Tricaster Advanced Editionのマニュアルはゲットしてないので、手探りで、体験&実証です。
Dstormさん、マニュアル、お待ちしております。w
早速立ち上げてみると...
お!起動のスプラッシュロゴが変わってる!若干だがデザインがスタイリッシュになった印象を受ける。
さて、メインインターフェースの方は...
ん?
パッと見、あまり変わりはないが、
よくよく見るとちょこちょこバージョンアップしている模様。
まぁ、そんな大幅にUI変更されても、慣れるまで現場で使えないのも困るので、こんなものでしょう。
では早速、実際に気になる所を弄ってみましょう!
今までTimeWarpとか他の機材使って、乗り切ってきましたが、念願のリプレイ機能搭載で喜んでいるユーザーも多いのでは?
スポーツ中継などでは欠かせないリプレイ再生が簡単にできるとの事でワクワクしながら弄ってみた所...
なんだかわかりずらい...
最初は本当にチンプンカンプンだったが、弄り倒す事10分...
なんとなくわかってきた。。
ソースのOUTPUT設定をあれしてこれすればできるのね。
うん。
何となくわかったけどイマイチしっくりこない。
もう少し時間掛けて馴染めば使いやすくなるかな...
もうちょっとわかりやすい仕様だと嬉しかったけど。
取り合えず、慣れれば現場レベルで十分に使えるものにはなってそうです!
スポーツ中継とかで使いたいですね。
10秒前に戻って、スローで再生!とかボタン一発でできるのはイケてる。
860ユーザーにとって一番大きいのは2番目のKEYレイヤーができた事!
単純にレイヤーが1つ増えた事により、今までは最高でも3画面しか作れなかったのがこの機能追加で4画面に出来たり、より複雑なレイヤー合成が可能になり表現の幅が広がります!!
ただ、注意点として、Tricaster8000以外のコンソールではこのKEY2に対応する機能が無いため、コンソールでは操作できません。(マウス操作すれば使えるみたいだけど)
ゲーム実況番組とかで、ゲーム画面+3カメのときに、Tricaster8000を使ってましたが、これで、Tricaster860でも大丈夫な感じ。
本来PinPした画面にエッジやシャドウをつける事が出来る機能なのですが、 エッジやシャドウではもったいない!
カスタムの静止画も読み込む事が出来るので、
テロップを乗せて使用するなど工夫するのも良いかもしれませんね!
(もしや、これ、前からあったりする?使ってなかったわ。)
固定のカメラ分割で、長時間中継するようなレースの中継とかでいいかも。
ピットとかホームストレートとか、ソース毎にテロップを載せておけば、テロップオペも軽減できるし。
カメラソースの映像を自動でカラーマッチングをしてくれる機能という事で、 果たしてどれくらいの精度で行ってくれるものなのかと興味津々でしたが...
うん。まぁ、ほどほど?
可もなく不可もなくと言った具合でした。
やはり「完全にバッチリ!」とまでは行かないけど「結構近づいたかな?」くらいにはなるといったイメージ。
なのでオートカラーにチェックを入れてからカラー調整すると良いかも。。
例えば、3台のカメラをつないで、multicamをポチッとすると、グルーピングされて、その間の中間点を探るみたい。
そのカメラの内、どれかを基準にしたりもできるみたい。
まぁ、素直に、ちゃんとカメラをセッティングするのがいいね。w
In点OUT点の設定、メディア間のトランジション設定、リアルタイムでのスローモーション、早送りなど現場で即戦力となりそうな機能が目白押し!
しかも、使用感もよく、簡単に設定できるので、これから重宝しそうです!
TimeWarpと組み合わせて、オペレーション慣れしたら、最強かも。
スタジオで配信・収録をすると、少なからず環境音や空調などのノイズが入ってしまいがち。。。
特にスタジオでの利用時に気になるのは、Tricaster自身のファンの音。(サブルームが欲しい。。。)
そこに「ノイズゲート」が導入されるとの情報が入り、個人的にとても楽しみにしてました!
編集時にノイズ調整していた手間が省ける!と。
で、実際使用してみたところ。。。
惜しい!!
なんかちょっと惜しい!!
これ、ローレベルの音声をカットしてくれるんですが、指定したレベル以下をバッサリ切ってしまうのでマイクに音が乗ってないと完全な無音。
音が入るとノイズも共に乗って来て話し終わって音声が切れたあと、ほんの一瞬ノイズだけの音になり、
そしてノイズがバスっと切れて無音になる。
と言ったイメージで、なんかちょっと惜しい。。
ほんとにちょっとのタイムラグなのでノイズが遅れて消えるのはいいけど、バスって消えるのではなく、もうちょっと自然に消えてくれたら嬉しいのになぁ。と思いました。
でも、裏で常にBGMとか流れてる番組だったら、あまり気にならないかも。
これはもう普通に便利!!
メディアファイル毎に、音量調整できます。
現場で急遽渡された映像ファイルなどの時にはいいですね。
(って、これ、前から合った気がする。気のせい??)
最近、画作りをTricasterでして、Ustream、YouTube、ニコ生の3本同時サイマル放送が増えてきてますので、
これは良いですね。なにげに貢献度No.1のアップデートかも。
これで分配器いらず。
配信用にProgram2本出して、収録用にProgram Cleanを出す。みたいな使いかたができますね。
ワンクリックで簡単にセットアップできるウェブキャスト設定。
こちらもわかり易く使い勝手のよいものになっています!
また、マルチプラットフォームへのライブストリーミングにも対応しましたが、こちらはまだ怖くて現場仕様では手が出ません。。。
本当に安定したシステムであるなら是非とも現場でも使いたい所なんですが、どうなのかぁ・・・
不安・・・
オールインワンでまとめすぎるのに、現場で不安を感じる古い人間ですいません。
(だったら、Tricaster使うなよ。とか言われそう。w)
まだ触っていない機能や細かいボタンの追加や変更など含めると、全然紹介しきれないのですが、現場ですぐに使えそうな気になる機能はザッと紹介できたんじゃないかと思います!
使える機能もイマイチな機能もありましたが、値段相応なアップグレードなのか否かは使い手次第!
新しい機能にどんどんチャレンジして、色々な案件に生かせればと思います!
ではまた!!