皆さま、こんにちは。不肖・平成最後の天皇杯王者・Rickyです。
三連休最終日となったクリスマス・イブを過ぎ、クリスマス当日(25日)には門松がそこかしこでお目見えするあたりに日本らしい年末を感じている今日このごろ、シリーズ化に成功した(と勝手に思っている)、そして記念すべき10期目を終える、弊社Webプロダクション事業部の2018年案件振り返りをお送りしたいと思います。
古くから弊社をご存知いただけている方は、もしかしたらこういったサイト制作の印象が強いかもしれません。かつては『アメイジング・スパイダーマン』や『銀魂』など多数のエンタメ系サイト・プロモーションを手がけておりました。
今ですとMovable TypeやWordPressといったCMS案件、あるいはバックエンド含めたシステム案件も多く手がけておりますが、エンタメ系案件は遊び心も入れやすく、今後も積極的に取り組んでいきたいですね。
ウェブアクセシビリティに本格対応したサイトです。
ウェブアクセリビリティとは、「高齢者や障害者など、心身の機能に関する制約や利用環境等に関係なく、すべての人がウェブで提供される情報を利用できるようにすること」と言われ、誰にとっても使いやすいWebサイトということですが、MONSTER DIVEとしても初めて本格的なアクセシビリティに対応したサイトとして担当させていただきました。
東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、ますますアクセシビリティの有用性は高まっていきますので、今後の知見として大いに活かせるプロジェクトとなりました。
「プレジデント」といえばビジネス誌として知らない人はいないというほどの著名媒体ですが、そのオンライン版が新たに手がける、ライフスタイルWebメディアの構築を行わせていただきました。
PowerCMSの機能を活かし、HTMLタグを使用せずに記事更新ができるスニペット・カスタムフィールドの開発することで、普段あまりHTMLに縁のない方でも更新しやすいCMSとなるよう設計/開発を行いました。
Webサイトは作ってからが本番とよく言われますが、運用フェーズでストレスにならない設計は弊社の得意としている点でもあります。
パナソニックが進めるCRE戦略に基づく工場跡地等の企業不動産を活用し、"共創"と"イノベーション"をキーワードに慶應義塾大学や大林組など関係各社がスペシャルな技術・知見を持ち寄る一大プロジェクトです。
街全体で環境目標、安心・安全目標のほか、セキュリティ目標などを数値化、「まちのあらゆる面を見える化」を目指し、各データを閲覧できるWebサイトを構築いたしました。
クライアントや社会の抱える課題解決へ向け、Web技術を使ってどう応えることができるのか。MONSTER DIVEとしても大きなチャレンジでしたが、2019年も引き続き頑張らせていただく所存です!
「PRESIDENT STYLE」でも紹介したプレジデント社が手がける、食の著名媒体「dancyu」の公式サイトも構築させていただきました。
これまで公式サイトがなかったことも大きな驚きなのですが、編集部さま的に2年越しの悲願だったとのことで、ローンチに尽力できたことを誇らしく思えるプロジェクトです。PRESIDENT STYLEと同様、メディアサイトとしての設計に力をいれつつ、運用の容易さも追求した渾身のサイトとなります。
今年のキーワードの一つに「AI」がありましたが、日本国内の若く優秀な起業家を育て、スタートアップ支援を行うAI特化インキュベーション事業を展開するDEEPCORE社主催のコミュニティスペース「KERNEL」のサイト制作を担当いたしました。掲載している画像の撮影も担当させていただきつつ、「核」をキーワードにパーティクルとアニメーションで事業の世界観を表現しています。
近年のテック系ベンチャーの聖地は渋谷や五反田のイメージがありますが、KERNELのある本郷もAI企業が集まってきており、シリコンバレーならぬ本郷バレー誕生とも言われています。これから発展していくジャンルに携われることは、その情熱を間近で感じることができて、こちらも元気をもらえますね。
弊社にとって今年最大のトピックはオフィス移転とMDロゴの変更でしょうか。
https://www.monster-dive.com/blog/management/20181203_001817.php
メンバーも増え、西麻布オフィスが手狭になっての移転でしたが、目黒のマンションの一室(目黒時代を知っているのは、MST,ARK,RKYの3名のみ!)から始まったMONSTER DIVEが10期という月日を経て、目黒の何倍か見当もつかないくらい広いオフィスに移転できるまでになったことは、メンバー全員の頑張りと、時に生意気な弊社を、それでも信頼してくださっているクライアントのみなさまに大きくしていただいたと言っても過言ではありません。
https://www.monster-dive.com/blog/management/20180401_000403.php
創業期の弊社は「MONSTER DIVE=岡島(弊社代表)」でした。そこからメンバーが増え、成長し、それぞれが会社に対しての責任や自覚を持つことで、MONSTER DIVE=○○が増えていきました。その結果、4月のロゴリニューアルは役員以外のメンバーでプロジェクトを推進し、お披露目してくれるまでになりました。
会社であると同時にプラットフォームでもあるMONSTER DIVEにとって、この10年で得た、クライアントさまとのリレーションシップ、メンバーの成長は大事な財産です。
流れの早いWeb業界での10年と会社の成長を比較するともしかしたら歩みが遅いのかもしれませんが、無理からやってダメージを負うジャンプ式ではなく、地に足をつけつつも背伸び式での成長を目指す弊社にはちょうどよいペースとも感じています。
今後は、増大する固定費に戦々恐々としながらもw 引き続き背伸びして行きたいと思います。2019年は創立10周年ということもあり、ここからの10年を創り上げるイベントも計画しておりますので、来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。