「2018年度 新卒採用 Webデザイナー/エンジニア、プロデューサー/ディレクター募集」特別企画
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株式会社大林組のWebプロジェクトで、デザインから開発まで幅広く業務を担当しているシニアクリエイターのmio.satohにインタビューしました。
大林組の設計本部さまが社内で使用している社内報などの「イントラWebシステムの構築」と、大林組さまの設計作品を社外へ紹介する『ARCHITORIUM』というWebサイト制作。2本柱のプロジェクトです。
社内のイントラWebシステムについては、社外秘の情報が多いため詳しくはご説明できないので、今回は『ARCHITORIUM』のプロジェクトについてご説明させていただきますね。
2012年に制作して、その後現在も運用させていただいているプロジェクトなのですが、これほど大掛かりなプロジェクトをメインクリエイターとして携わるのは初めてでした。
最初は少し不安な部分もありましたが、「そろそろ大掛かりな開発案件にチャレンジしたい」「ステップアップしたい」という思いがあったのと、大学時代は建築学科だったということもあり、率先してプロジェクトに参画させてもらいました。
プロデューサー、Webディレクター、映像制作のメンバーがいて、私はそのほかのデザイン、コーディング、フロントエンド(JavaScript)プログラミングなど、制作・開発に関わる全てを担当させていただきました。
企画段階から参加させていただき、映像コンテンツをどうWebと融合させて見せるのかについて、デザイナー視点で企画し、クライアントへ提案しました。
世の中に無いサイトを作りたかったので、デザイン段階から既にこだわって企画していました。(笑)
画像ベースでデザインを考えるのではなく、"実際にどう動くのか、見ている人はどう反応するのか"というのを想像しながら、作っていきましたね。
また、一般の方向けのコンテンツについては全て言えることなのですが、様々なPC、タブレット、スマートフォンでの閲覧が想定されるので、検証作業にもじっくり時間をかけ、形にしていきました。
クライアントさんに気に入っていただいているというのも嬉しいのですが、『ARCHITORIUM』については、サイトを見たテレビ番組のプロデューサーから大林組さんの方に直接電話があり、某有名ドラマの撮影地になったという出来事がありました。
自分の手がけた作品が、実際に見てもらいたい人にリーチすることができたと知ったときは、思わず感動してしまいました。
私は、得意分野が無かったぶん、担当領域を絞らずいろんなことをしてきました。
クリエイターの中でもいろんなジャンルをできるというのが自分の持ち味だと思っています。
MONSTER DIVE(以下、MD)は、入社してから自分の道を広げてくれました。
これからは、クライアントに往訪して要望を聞いて、設計に落とし込んでいくといった、ディレクターの動きをどんどん増やしていきたいと思ってます。
ある意味おとなしいというのが第一印象です。
いい意味でみんなマイペースだと思う。
人をしばらないし、しばられない関係という感じですかね。
作る人にとっては集中できる環境であることは間違いないです。
メンバーについては、自分の言いたいことだけを主張するようなヒトはいないと思います。周りをしっかり尊重してくれる優しい人が多いです。
朝が弱いタイプなので、朝は割とゆっくりしています。
制作会社と聞くと毎日終電までやいつも徹夜というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはなく、ある程度ここまでと自分で管理して区切りをつけて帰っています。
はい。それが、何か?(笑)
15分ほど寝たほうがスッキリして効率よく働けるんです。
前の会社ではウトウトしているだけで怒られていましたが、今の会社だと堂々と昼寝できるので、その点、すごくよい会社だと思います。(笑)
もちろん、やるときは寝る暇も惜しんでやってますよ!
みんな自分の世界感をもってます。
ただ、その分、ストイックすぎるところもあるので、誰も知らないところで行き詰まったりしていることもあります。なので私は、仕事のどこで悩んでいるか、詰まっているかを口頭だけでなく、Slack(チャットツール)でも話しかけたりするようにしてます。
"誰かが助けてと声を上げたとしたら、それを嫌がるヒトはウチには誰もいない"というのも特徴ですね。
平日は遅く起きて仕事をして遅く帰るというスタイルなので、平日は自分の時間があまりありませんが、週末になったら必ず一回外にご飯を食べたり、呑みにいったりしてます。
あとはゲームが好きなので、時間を見つけてはゲームやったりもしてますね。
まだ私が未経験の新人だったころ、一番辛かったのは「自分がどこまで出来るのか、出来ないのかが分からない」ことでした。
だから、自分の作業時間の見積もりが立てられないんですよね。
そのために先輩に怒られたり、深夜までヒィヒィ言いながらコードを書いたりという苦い思い出がたくさんあります。
新卒生の皆さんも、似たような経験をすることがあるかもしれません。
それでも辞めずに今まで続けてこられたのは、何度失敗しても見捨てずに見守り続けてくれた先輩方と、自分の負けず嫌いな性格のおかげかもしれません。
続けていれば、必ず「壁」を突破する瞬間が来るので、その瞬間こそが「甘い」経験です。
綺麗に回答しすぎですね。(笑)
自分も未経験で入社しているので、今の時点でどれくらいスキルがあるか、どれくらい勉強してきたかは、それほど気にしなくて良いと思います。
ただ、Webの世界は大変なので、覚悟と意欲が必要。
やる気があればいい、ということではなく、やりたいことを自分で見つけて手を動かせるヒト、しっかりと自分の意志で行動できるヒトがMDだけでなく社会に必要とされているんだと思います。
でも結局一番大切なのは、Web・映像やモノづくりに対する愛です、きっと。
愛のある方の応募をお待ちしております。