Macユーザーに一生?ついて回る不可視ファイル.DS_Store
。
Macのデフォの設定じゃFinder上では確認することが出来ず、FTPソフトを立ち上げた時にいつもその存在に気付きます。
こいつはホントに普通に消しても消しても何処からともなく湧いてきます。
知らないうちに、テストアップ時・納品時や他のデベロッパーさんにファイルを渡す時に入ってると、プロとして恥ずかしい!と、僕個人的には思います。
FTPソフトやZipアーカイブのアプリによっては設定次第で除外することは出来ます。
ソフトの設定でどうにかするのは悪い事ではないのですが、今回はMac全体から消し去りたいと思います。
やり方にはいくつか方法がありますが、今回はAppleScript
でプログラムを書き、アプリ書き出しを行ってワンプッシュでMacから.DS_Store
を消し去りたいと思います。
AppleScriptエディタを立ち上げてみる
AppleScriptエディタを立ち上げてみる
Finder > アプリケーション > ユーティリティ > AppleScript エディタ
から立ち上げる。
このような真白い画面が立ち上げるかと思います。
AppleScriptを書いてみる。
AppleScriptを書いてみる。
まずAppleScript
とは何かを一言で言うと、「AppleのMac OS用スクリプト言語」。
Macを更に便利に使う事ができ非常に便利です。
プログラムの構文はC、C#、C++やらPHP、JS等とは異なり、英語っぽい構文になります。
(詳しいAppleScriptについての説明は割愛します)
では、.DS_Storeを消し去るAppleScriptを書きます。
白い画面箇所に以下の様に入力して下さい。
(* ターミナルを起動させ homeディレクトリに戻して sudo権限で.DS_Storeを検索して消去させる。 *) tell application "Terminal"-- ターミナルを起動させる。 activate do script with command "-- ターミナルのコマンドを実行させる。 cd ~/../ sudo find $USER -name .DS_Store -print -exec rm {} ';'" end tell
アプリ書き出しする。
コマンドを入力したらアプリ書き出しをします。
⌘+s
を押すと、下記の画像の様なダイアログが表示されるので、赤線箇所のファイルフォーマット
からアプリケーション
を選択します。
名前を任意で付け保存します。今回はdeleteDS
という名前で
Finder > アプリケーション
に保存します。
上記の名前と場所に保存してみてください。
そうすると、
画面のような状態に出来上がっていますので、ダブルクリックします。
ターミナルが立ち上がり、下記の画像のようにpassword
で止まるので、Macログイン時のパスワードを入力してください。
(パスワードはターミナル上に表示されません)
パスワードを入力するとMac内の.DS_Store
を検索して削除してくれます。
こんな感じで。
めでたしめでたし。