Movable Typeのバージョン6から追加された標準プラグインの一つに「Google Analytics」があります。
このプラグインは、Google Analyticsからデータを取得して色々連携してくれます。
例えば、ダッシュボードの「サイト情報」にアクセス数を表示してみたり。
ちなみに、アルファサードさんのPowerCMSには「Google Analytics Ranking」というアクセスランキングを出力するプラグインもあります。
こちらのプラグインを使うのにも連携設定が必要です。
Movable Type 6ドキュメントにも連携設定マニュアルがあるにはあるんですが、ちょっと内容が古い。
というわけで、今回はMovable TypeにてGoogle Analyticsとの連携設定をしてみたという備忘録です。
まずは、システムのダッシュボードの左カラムのメニューから[設定]→[Webサービス]に移動します。
「Google Cloud Console」をクリックして移動します。
ヘッダーにある「Project」から「プロジェクトを作成」をクリックして、プロジェクト名を指定します。
今回は「Test Project」にしました。
プロジェクトの作成が完了したら、左上のナビゲーションから「API マネージャー」をクリック
ライブラリに移動。
「その他の一般的な API」→「Analytics API」をクリック
「有効にする」をクリックした後、「認証情報を作成」から、キーの作成に進みます。
01:必要な認証情報の種類を調べる
02:OAuth 2.0 クライアント ID を作成する
「認証済みのリダイレクトURI」の項目に、Movable Typeの管理画面にあったURIをコピペします。
03:OAuth 2.0 同意画面を設定する
「ユーザーに表示するサービス名」に適当な名称を入力します。
認証情報一覧に表示されるのでわかりやすいものにしておきましょう。
04:認証情報をダウンロードする
ここで、「Client ID」が発行されました。
この値をMovable Typeのさきほどの画面にて入力してください。
「クライアントID」は手に入ったのであとは「クライアントシークレット」をゲットしましょう。
認証情報の一覧画面の先ほど作成した「Movable Type」の詳細に記載されています。
(JSONデータにも書いてあります)
Google Cloud Platformで発行した「クライアント ID」と「クライアント シークレット」を入力すると、「Google Analyticsのプロファイルを選択する」ボタンが押せるようになります。
「Google Analyticsのプロファイルを選択する」ボタンをクリックして、プロファイルとの接続を許可します。
プロファイル名がボタンの横に表示されたら成功です。
これでAnalyticsAPIの接続ができましたので、設定は完了しました。
よろしければご参照ください。