2020年10月に、創刊したバイクメディア『RIDE HI』。
MONSTER DIVEの培ってきたWebと映像の技術、そしてベテランエディターたちの雑誌制作の技術が融合。バイクを趣味として楽しむすべての人々に、そのワクワクやドキドキを共有するべく日々トライアンドエラーを繰り返しメディアとして成長し続けています。
紙で本や雑誌、漫画を読む人が減っているなか、Webや映像だけでなく、なぜ雑誌を大切にし、作り続けるのか......ぜひ、その価値は手にとって感じていただきたいですが、今回はその雑誌はどのようにして作られていくのか紹介します!
自己紹介が遅れましたが、今回の記事をするのは2020年9月に大学を秋卒業して、MONSTER DIVEに飛び込んだRIDE HI編集部の正田です!
まず、雑誌を作るにはその号の方向性を決めます。
編集会議で持ち寄った案を出し合い、どうすれば読者により良い雑誌を届けられるか編集部で決めます。
ここでは、なにを紹介して誰がそのページを担当するか決めます。
取材や締切の流れも複数回にわたるミーティングですり合わせていきます。
取材やロケの必要なページと不要なページがありますが、基本的にはサーキットやショップ、ワインディングなどでロケを行います。
取材やロケを実施する前に、カメラマンやライター、メーカーやショップの担当者などと密に連携して、どのような記事にしていくかを明確にする必要があります。ここで、きちんと企画の意図が伝わっていないとなかなか良いものは作れません。
ちなみに僕は、取材やロケが大好きです。最新モデルや貴重なバイクを直接触れられて、乗れて......幸せな気分になれます。(笑)
取材やロケで撮影した写真と大まかな見出しなどをデザイナーと共有し、デザインを組みます。編集担当の意図を汲み取り、デザイナーが写真や文字の位置の調整などをしてくれます。
上のラフで上がってきたデザインがコチラ。
編集担当がどういうページを作りたいか伝えると綺麗にまとめてくれます。
完成したデザインにライターや編集の書いた文字を流し込んでいきます。ここでは、DTPと呼ばれる人と連携して修正作業をしていきます。
一度流し込んだ原稿を編集部で読み合わせ、修正箇所などを探します。いわゆる、校閲といった作業です。
1〜5で完成したページを印刷会社に依頼し、本の形に仕上げます。
そして完成。
書店や通販で販売され、読者のもとに届きます。
省略してはいますが、だいたいこのような流れで雑誌は作られていきます。
色々なバイクに乗って、たくさんの人と関わって、もっとバイクの魅力に魅了されていく。
まだ所属して約半年ですが、本当に充実した毎日を送っています。
MEDIAプロダクション事業部では、雑誌だけでなくWebや映像、イベントと一緒にメディアを成長させていく仲間を募集しています!
ぜひ、一度お話してみましょう!