皆様こんにちは。不肖・アジア1位・Rickyです。
年の瀬も押し迫る今日この頃。弊社は2018年1月9日より始動させていただくため、現在、年始を滑らかに滑り出すべく年末の進行を頑張っております。
例えるならお師匠さんがジョギングではなく全力ダッシュしているくらいの師走感の中頑張っております。
曜日(スケジュールを1週間違えて計算していたり)や時間(社内MTG時間を勘違いしていたり)の感覚も薄れていますが、やはり年末ですので、きちんと1年を振り返っておかないと納まらないだろう、ということで今年も印象に残ったプロジェクトを紹介させていただこうと思います。
本田技研工業さまのMonkeyの発売50周年を記念して、Honda ウエルカムプラザ青山で開催された特別展示の模様をギャラリーで振り返る特設コンテンツです。
SP版は、ほぼすべての操作をスクロールとスワイプのみで完結できるちょっとユニークな仕様になっています。
「あぶない刑事」のオープニングを意識したムービーの演出(最後の1アクションにもMDっぽさがありますので是非最後までご覧ください)もあり、楽しめるプロジェクトとなりました。
アニメーション演出が小粋なサイトとしてのオススメ作はこちらです。各扉ページごとにMENUに合わせたイメージでパーティクルを動かすなど、MENUをずっと触っていたくなるようなUXで、イベント企画制作を展開するクライアントさまのエッジ&インパクトな世界観を表現できたものです。
これまで積み上げてきた実績から、プロジェクトの方向性から提案できたり、すべて丸っとお任せいただいたりと、弊社のクリエイティブを信頼いただいた上でプロジェクトを進められるケースも多くなってきましたが、それは自分たちの好きにやっていいということと同義ではありませんよね。
一番大事なのはクライアントさまが求めるモノを理解して最適解を提供することですが、他方で、創る側の人間としては、自身のクリエイティブな欲求を満たしたくなるのが性。それがクリエイターというもので、相反するかのような軸を両立させられるのが理想だと思います。
そういった意味では、クライアントさまの求めるクリエイティブの実現と新しいツール・技術への欲求を両立できたプロジェクトでした。
元大関千代大海が親方を務める九重部屋の公式ホームページのリニューアルプロジェクトです。
日本古来からの競技ということでコンテンツも縦書きを取り入れ、近年、外国旅行者のツアーにも組み込まれているということで多言語対応もしています。
また、サイト内で使用する画像や動画などは、MONSTER DIVEにて撮影を行なわせていただきました。こういったクリエイティブも一手に受けられるのは弊社の強みの一つで、レンポジではできない力強さや質感を表現できたプロジェクトでした。
EU圏を皮切りに世界に日本酒を販売していくWebサービス。
兼松さまとMDとの共同事業を今期ローンチしました。
ECパッケージは「Magente」で、"Information"ページや酒蔵などの情報については「Movable Type」を導入したハイブリッド仕様です。
近年、多種多様なECパッケージが用意され専業開発社も増えていますが、パッケージだけではすべての要件を満たせなかったり、専業以外の領域でカスタマイズ提案がなかったりということを聞く機会も増えました。
その点、弊社は他プロジェクトで得た知見を活用できるので、課題解決への道筋も立てやすく、初チャレンジとなったMagento開発でもそれは活かされました。
ドームさまが母体となり運営する、日本中のスポーツ講師のためになる情報を発信していくことを目的としたWebサイトです。
PowerCMSのMembersやMailMagazineプラグインを導入した案件として印象に残っています。導入に際しフロント/バックエンドの連携やサーバ設定など苦戦しつつもクライアントさまの希望するカジュアル&スピード進行を完遂できたプロジェクトでした。
「SAKE NETWORK」しかり、この「JAPAN COACHES ASSOCIATION」しかり、初チャレンジな開発モノでしたが、その苦労は経験という大きな財産を残してくれました。
MONSTER DIVEでは現在2018年4月入社の新卒採用も行っており、面接の際によくお伝えさせていただくのですが、プロダクションである以上、産みの苦しみは必ずあります。でもそれはチャレンジしている証でもあります。
特に目まぐるしく環境が変化するWeb業界においては、常に半歩でも歩み続け、成長し続けることが大事で、ウォルト・ディズニー氏が言った「ディズニーランドはいつまでも未完成である。現状維持では、後退するばかりである」がまさに当てはまります。
SNSやセミナーを通じて新しい知識はいくらでも得られますが、本当の成長とは実践を通じて血肉となったものをいうのだと思います。
自社コンテンツ・サービス事業を展開するモデルと違い、プロダクション事業モデルの強みはここでして、各プロジェクトを通じて自分たちのやりたいことを実践できる環境を作り出しやすく、成長できる環境を作り出せることです。
プロジェクトを終えるごとにメンバーもスキルアップし、それがイコールで会社の成長につながっていく。
振り返ってみるとそんなMONSTER DIVE創業期からの想いが反映されたプロジェクトが多い1年だったと思います。
ちなみに、弊社のプロジェクトに対する基本姿勢はやってやれないことはないです(根性論ではありませんよw 裏打ちできるだけの経験がある、という意味です) 。
2018年を迎えるとMONSTER DIVEはいよいよ10期目に入ります。
起業後10年の会社存続率はわずか6%という数字もあったりする中、決して会社の存続だけを目的にしているわけでありませんが、関係者の皆様のご厚意とメンバーの頑張りに支えられてここまでこれたことは間違いありません。
これからも真摯にモノづくりのできる会社として歩み続けていきたいと思いますので、引き続き、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
でも、Make Good Thingsのための、多少のワガママは許してください。w